経団連の会長室には、つい最近まで パソコンが無かったそうです。
会長職という名誉職みたいなものですが、会長になった人って 会長室で何をやっていたんでしょうか?
新聞で経済情勢(それも前日)を見ていたんでしょうか?
今回のIT小僧のブラック時事放談は
ITが戦略上重要事項ということが理解できない経営層がいる限り「2025年の壁」の前に退場となるだろう
と題して 老齢化したIT無知な経営層は、とっとと退場してほしい。
というおはなしです。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
会長室にゴルフのパット練習マット
IT小僧は、金融系エンジニアとして企業のトップの人と何度か話をする機会がりました。
豪華な会長室に呼ばれたこともあるのですが、
豪華な会長室3割近い確率でゴルフのパット練習マットが置いてあった。
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50歳後半の経営者
50歳~80歳の経営者の人の多くは、ITどころか、コンピュータについて詳しい人が、極端に少ない。
それもそのはずで 彼らが社会に出たときは、パソコンどころか、ワープロ、携帯電話すらない時代だったからです。
諸対の多くは、手書きしてコピーして文書を回覧、ハンコによる決済
書類は、何日も部署をグルグルとまわってゆく。
そんなのぐるぐる回っている間にライバル会社に先を越されてしまう。
営業は、足
営業は、もっぱら 電話と足
客先に足蹴なく通えば 契約してくれるという時代でもあった。
それは、時代というものだから そこは正解かもしれないけど
インターネット、電子メール、メッセージ、電子会議、AIやクラウドなんて現代では、通用しないとは言えないけど「非効率」そのものです。
未だに営業は、足だという 時代錯誤の人も多いのは驚くばかりですが、経営層の多くは、その体験から抜け出せていない。
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NHKニュース おはよう日本
NHKの朝のニュース番組 「おはよう日本」
IT小僧は、毎朝見ているわけですが、年配の経営者が見て感化されやすいコーナーがあります。
「おはBiz」 月曜~金曜 6:35分あたりから
https://www.nhk.or.jp/ohayou/biz/
このコーナー ビジネス情報をコンパクトでわかりやすく紹介するのですが、IT関連の話も多い。
AI、IoT、5G、SNS 最近は、テレワークの話も多い。
番組は、とてもわかりやすくて良コーナーなんだけど
ある日
「AIをうちでもやれ!」
なんていきなり経営者が言い始めたら、その日に「おはBiz」でAIをやっていたかもしれない。
そもそも 「AIをうちでもやれ!」 って何をやるのだろうか?
これは、知り合いの会社でおこった話です。
「おはBiz」でIT関連をやっていたら 要注意です。
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スマートフォン人任せ
経営者は、パソコンをシステム担当部署が管理している場合が多い。
まぁ、それは、いいんですが、自分のスマートフォンまで社員がメンテナンスするのは、いかがなものか?
しかもメンテナンスなんてものじゃなくて ただの「iPhoneのアップデート」
「〇〇〇 iPhoneになんか変なマークが出てるからなんとかしろ」
あるあると思ってい人、結構多いと思いますよ
こういう人って 自分では、絶対に覚えようとしないんだよね。
経営者だけではなく、60代前後の人って、この傾向が強い。
もちろん、自分でバリバリと調べて自分で勉強する人もいると思うけど
圧倒的に人任せにする傾向があります。
Instagramの使い方がわからなくて携帯ショップに駆け込んで大迷惑をかけるのもこのタイプです。
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携帯電話も使えない
ある人から聞いた話です。
と在る企業の部長さん
緊急に連絡くれというので電話したけど留守電話で
「メッセージに折り返し連絡ください」
と伝言を残したのですが、その後、連絡がこない。
そこで、再度電話したところ
「なんで電話しなかった!」
とお怒りのご様子
「留守電に入れておいたので電話を待っていたのですが」
すると
「それは、聴いた でも電話番号が入っていなかったから電話できないよ」
とクレーム
おや? 最初に電話してきたのは、部長さんのはず、それに着信履歴に電話番号が残っているはずなんだが・・・
あとから聞いた話だと、その部長さん、携帯電話の使い方 よく知らなくて
部下に自分の携帯電話で電話をさせていたらしい。
相手が出たら自分が携帯電話で話すということを繰り返していた。
嘘のような本当の話である。
こういう、権力を持っている人をとことん甘やかした場合
「部下が全部やってくれる」
と自分で学習しない年寄りが増えている。
こう言う人が決定権をもっている会社 そうとうヤバいです。
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まとめ
これまでの話は、すべて本当の話です。
普段「ITは金食い虫」程度しか思っていないのに、テレビなどで有名人が取り上げると
すぐに飛びつく経営者たちに
「2025年の崖」など超えられるわけがない。
冒頭のゴルフのパット練習マットなんて、2000年ごろの金融系個人オーナーの企業の社長室ではよく見かけたものです。
さすがにリーマンショックで金融系個人オーナー企業の大半は、消滅した場合が多く、悲惨な状況を目の辺りにしました。
同じような状況が、今後、起こるのでしょうか?
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