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IT小僧のブラック時事放談

スマートフォン難民が溢れている。 プライドの高い男たちの話

2019年12月28日

いちばんやさしい 60代からのiPhone 13/13 Pro/13 Pro Max/13 mini

先日(2019年7月6日)
Instagramアプリから「いいね(ハート)」を付けようとしても「ブロックされています」というエラーが表示されて、いいねできないという問題が一部のユーザーの間で発生しました。

まぁInstagramの障害ですから、個人がどうのこうの言ってもダメなのですが、自分の古い友人がこんなMessageを送ってきました。

「インスタグラムのイイねがおせなくなったんだけど電話屋に持っていったほうがいいかな?」

む! これは、まじで電話屋さんに持っていきそうだな。
そこで

「電話屋さんではわからないから しばらく待ってみたら」

と返答を送りました。

今回のIT小僧の時事放談は、
スマートフォン難民が溢れる日 そのとき電話屋さんが、パニックになる。
と題して、スマートフォンが普及しすぎた結果、とんでもないことが起きそうだ!
というお話です。

最後まで読んでいいただけたら幸いです。

スマートフォンは趣味のもの?

iPhoneが登場した 2007年 スマートフォンは、まだ趣味や愛好家のものであった。

古くは、

Apple Newton MessagePad、
TRONが搭載された、BrainPad TiPO(1996年発売)
名機 HP-200LX
手書き文字で感動した、Palm

などガジェットオタクだった自分にとって、iPhoneは、夢のデバイスだった。

フューチャーフォンと呼ばれた、日本の高機能携帯電話よりは、機能的には劣っていたけど、そのマジックなインターフェイスは、たとえ不便でもすぐに買い替えおカネを用意したものだった。

周辺からは、カメラの性能やおサイフケータイが搭載されていないとか、散々言われたけど楽しかった。
そう、イジっているだけで楽しかったのです。

つまり、スマートフォンは、2007年当時、実用性というより趣味のものであったのです。

趣味ならば、不燃さを楽しむ

日本製の携帯電話からNOKIAに乗り換えていた自分にとって2008年にSoftbankから発売されたiPhoneは、理想の電話だった。
不便なところが多いけど、趣味のものならば平気平気、自分でなんとか調べて対処していた。

iPhoneが、爆発的に普及したのは、その翌年辺りでかなり、進化していた。

iPhoneは売れに売れ、
「そんなもの売れない」と言っていた国産のフューチャーフォンは、消滅していきました。

今や、iPhoneは、日本人の半分近い人が所有しています。
スマートフォンは、誰もが使える携帯デバイスですが、誰でも快適に使えるとは限らない。
使い方がわからないとパニックになる場合もある。

プライドの高い男たち

最近こんな話を聞いた。

「インスタグラムのイイねがおせなくなったんだけど電話屋に持っていったほうがいいかな?」

「アイコンの位置が変わったてしまったので携帯電話屋さんで修理してもらう」

「アイコンがなくなったので携帯電話屋さんで修理してもらう」

「住所録の電話番号を押したらいきなり電話がかかった、故障ではないか?」

「指紋認証ができなくなったので不便、使い方教えて(iPhone XS)」

ジョークではないですよ。
実際に自分の周りで起こった出来事です。

その多くは、50代以上の男性です。

わからなかったら、子供や、会社の若い人に聞けば直ぐに解決できることばかりなんですが、この世代の男たちは、

知り合いに自分が無知なのを知られたくない。」

という妙なプライド?の高い人が多く

自分で調べるという人は、まだ良いのですが、スマートフォンを購入した店ならばサービスで教えてくれるだろうと押しかける場合が多いという。

お店の人も忙しいですが、無視もできないので丁寧に対応するそうです。

中には、よくわからないので端末を初期化してしまう人もいるそうです。
その場合、バックアップがされていないとすべてなくなってしまいます。

iPhoneでもだめ

iPhoneのように「誰でも使える」というスマートフォンでも前例に上げたような状況だと同じこと

「インスタグラムのイイねがおせなくなったんだけど電話屋に持っていったほうがいいかな?」

これは、スマートフォンとアプリというものの区別ができていないために起こることです。

ガラ携は、最初からアプリが入っているのでスマートフォンも同じだと思っている人が今でも多い。
そんな馬鹿な・・・ というかも知れませんが、事実です。

スマートフォンは、キャリアが作っている。

iPhoneの場合、お店に修理を出してもお店では修理を受け付けません。

iPhoneが故障した場合の修理は、Appleのサポート窓口か正規サービスプロバイダに依頼する必要があります。

ここがわかっていない場合も多く、お店に怒鳴り込む人もいます。

「ガラ携なら 店で受付してくれたじゃないか・・・」

そうなんです。
ガラ携で長い間使用していた人で慣れきってしまった人は、スマートフォンもそれと同じものだと想うわけです。

お店で販売しているのに修理は、お店で受け付けないということは、
「普通に考えたら なにか変」
なのですが、iPhoneは、そういうものなのです。

都会ならば、iPhoneの修理屋さんは増えてきましたが、地方だとなかなかありません。

アプリは、すべて日本製だと思っている。

冗談のような話ですが、これも「アルアル」です。
スマートフォンのメジャーなアプリは、その殆どが米国で作られています。

Twitter
Facebook
Instagram
Netflix

さすがにメジャー級になれば、カスタマイズなどは、日本人がやっていると思いますが、もともとは米国産
サーバも日本以外がほとんど

Instagramの調子がおかしいという事で「携帯電話の販売店に行く」という発想自体が、よくわかっていないという証拠です。

でも仕方がないですよ。
「スマートフォンについて、誰も教えてくれないのですから」

スマートフォンは、自分で使い方をマスターするしかないのです。
本を読んでも、自分の持っている端末や、お店で設定してくれたものと違っていた場合

「何の役にたちません」

自分で解決するか、誰かに聞くしかないのです。
スマートフォンに詳しい人に聞けば簡単に解決するので、どんどん聞けばいいのです。

ただし、スマートフォンの場合

「画面が見えないと説明しずらい」

という問題があるので直接会って話をするしかありません。

家族に詳しい人がいれば(例えばお子さんとか)よいのですが、いない場合は、スマートフォンのハードルはかなり高いと言わざる得ないでしょう。

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解決方法

プライドの高い男たち(50歳以上が多い)場合は、ガラ携帯(ガラホ)に戻ってもらったほうがよいと思います。
いやだったら、プライドを捨てて、若い人に教えてもらうか、自分で勉強するしかありません。

忙しいショップの人に聞いてはいけないと思いますよ。
「金払っているんだから」というのはダメです。

だって
「教えてもらうというサービスにはおカネを払っていないでしょ」

後は、地方自治体などでやっている
「スマホ教室」のようなところに通うべきです。

講師は、若い人より自分のような「同世代」のほうがよいかも知れません。
同世代なので老眼のこともよく分かるしね。

※引退したらスマホ教室の講師に誰かやとってくれないかな???
※iPhoneもAndroidもOKですよ。

まとめ

スマートフォンは、iPhoneもAndroidも勉強しなければ、楽しく使うことができません。
今後、高齢者がスマートフォンを使う機会が増えるので、基本的な使い方教室がもっと増えるべきと思います。

また、「何でも聞けばいいや」ではなく、使い方を研究するぐらいの好奇心を持ってほしいと思います。

使いこなせば、すごい ことができるのに使いこなせていないのはもったいない。
せっかくスマートフォンを手に入れたのでしたら、自由自在に使えるように勉強しましょう。

 

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