主軸のiPhoneの売上が落ちていることは、NHKのニュースでもとりあげられるほど有名になってしましました。
売上が落ちたのが、第四四半期、Appleが深刻と考えられているのが
この季節は、iPhoneの新製品が登場して米国でもっとも「ものが売れる」クリスマスシーズン時期だからだ。
つまり、iPhone新製品が売れていないということになる。
今回のIT小僧の時事放談は、
Apple なりふり構ってはいられなくなった。
と題して、売上確保に必死になるAppleについて
小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後までお付き合いいただけたら幸いです。
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目次
2018年11月13日
2018年何度か発生した「世界的株安」が、2018年11月13日に再び起こってしまった。
トルコで起こったサウジアラビア人記者殺害、米中貿易摩擦、米メキシコ国境の壁問題
トランプ大統領の2018年は、株暴落が立て続けに起きている。
[東京 13日 ロイター] - 世界的な株安が、再び広がった。今回のきっかけは米アップル(AAPL.O)のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売不振に伴うハイテク部品の需要減退懸念だ。
中略
市場が驚いたのは、その業績悪化の度合いだ。ルメンタムは、四半期の純売上高予想を4億0500万─4億3000万ドルから3億3500万─3億5500万ドルに、1株利益予想を1.60─1.75ドルから1.15─1.34ドルに下方修正。利益は23─28%と3割近い引き下げとなった。
ロイターより抜粋
https://jp.reuters.com/article/falling-stock-prices-apple-idJPKCN1NI0NB
そしてこの日、Appleショックと呼ばれる世界同時株安が始まった。
簡単に言えば「iPhoneが売れていない」ということにです。
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2019年1月3日
年が明けてから、さらにバッドニュースが続く
3日の米国株式市場で米アップルが前日比10%の大幅安となった。2日夕、2018年10~12月期の売上高予想の下方修正を発表。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL04H1V_04012019000000/
2019年1月4日
東京証券取引 大発会で大幅下落 引き金は、またしてもApple
Appleが2018年10~12月期の業績予想を下方修正. 売上高が5%減少して約840億ドルになると発表しました。
クックCEOは、
「売上が落ちたのは、中国の経済状況」と強調
さらに
「サービスの売上は堅調」
「一時的なもの」
としているが、新発表後の四半期で売上ダウンは、厳しい。
Appleのマジック
- 新型iPhoneが高価
- 中国でのHuaweiバッシングに対する不買運動
- スマートフォン自体飽きられた
いろいろな原因が語られていますが、要は
「iPhoneに特別な魅力がなくなった」
「iPhoneと同じような機能ならば、1/2程度のHuaweiのスマートフォンで実現できてしまうことに皆が気が付き始めた。」
ことによると思います。
Huaweiは、Huaweiバッシングに関わらず売れ行き好調を維持しています。
要は
「Appleのマジックが消えてしまった」
ここにつきると思います。
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Appleの矛盾
クックCEOは、事あるごとに
「Appleは、個人情報を端末以外に出していません」
と
「Google」、「Facebook」などに対して
「個人情報を売りさばくやつらとは、Apple違う」
と言っています。
2019年の世界家電博覧会とも言うべきCESでも
アップルは、1月8日(現地時間)からラスベカスで始まったCESには出展していない。だが大きな存在感を示している。
アップルはラスベガスにあるマリオットホテルの壁面に巨大な屋外広告を出している。広告には、iPhoneの背面と「What happens on your iPhone, stays on your iPhone」のコピー。そして広告の下には、アップルのプライバシーポリシーのURL。※注:キャッチコピーは「What happens in Vegas, stays in Vegas.(ラスベガスで起きたことは、ラスベガスに留まる)」ということわざを踏まえている。
これはアンドロイドに対するアップルの挑発。グーグルのアンドロイドOSが政府やハッカーにユーザーのデータを漏らしている可能性があることを皮肉っている。
BUSINESS INSIDER JAPANより抜粋
https://www.businessinsider.jp/post-182852
また、昨年 Facebookが問題に鳴った時
「我々は個人データを売買するつもりはない」
2018年6月、クックは語っている。
でも、ちょっとまって
2017年、AppleはSiriのウェブ検索を、BingからGoogleに切り替えませんでしたか?
ユーザーのプライバシー保護に関してどんなうまい言葉を使ったとしても、今、あなたが嫌っている個人情報について、矛盾していませんか?
さらに
Safariのデフォルトに設定できる検索エンジンの種類は、Google、Yahoo、Bing、DuckDuckGoの4つの選択肢を提供してGoogleはデフォルトに設定されていると思うのですが?
大人の事情があるにしろ iPhoneも個人情報の収集の片棒を担いでいるとしたら
「What happens on your iPhone, stays on your iPhone」
などという広告は、止めたほうがよろしいのではないでしょうか?
もし、この広告を出すのだったら、検索エンジンから
Google
Yahoo
Bing
を外して設定できなくするのが筋ではないでしょうか?
もっと言えば
中国でiPhoneを販売するために中国のiCloudの鍵を事実上中国に渡してしまいました。
また、中国版のiPhoneは、中国の大手検索エンジンBaiduをデフォルトにしています。
また
Googleのマップを使えなくして自社のマップだけにしたらいかがですか?
こんなこと言ってもビジネスの世界ですから
Googleの検索という利便性は、無視することはできないし、中国でのBaiduも無視することはできないでしょう。
ならば、
「What happens on your iPhone, stays on your iPhone」
は、止めましょう。
こんな弱小ブロガーが言ったところでなんにも影響力はないでしょうけど
スマートフォンを持った瞬間からあなたの情報の多くは、いろいろなところに送られています。
個人情報を共有(売り渡す)する代金で私達は、便利にスマートフォンを使うことができるのです。
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まとめ
Amazon EchoでApple Musicが使えたりSamsonのTVでAppleのサービスが使えるようになったり
下取りサービスを開始したり、日本では、キャリアが値下げをしています。
最近のAppleは、必死です。
「なりふり構ってはいられなくなったApple」
を示していて、それは、iPhoneの売れ行きが「まじでヤバイ状況」と認識しているからなのでしょうか?
5Gに関してもQualcomm社との訴訟合戦でチップ開発が遅れているようです。
今年、Android端末は、20~30ぐらいの5G対応端末が登場すると予想されていて
インフラはともかく、Appleが、来年の秋まで5G版iPhoneが登場しないとしたら
(売れる売れないは、ともかく)iPhoneは、時代の最先端でないことの証明になってしまいます。
さぁ どうするApple、切り札(スティーブ・ジョブズ)は、いません。
広告なんて考えている場合じゃないだろ
Appleさん、次の世界を見せてほしいぞ!
密かに待っている元Apple信者より
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