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eero Plusを1週間使った本音|1Password+VPN+広告ブロックで“元が取れる”サブスクだった

Wi-Fiルーターを「eero(イーロ)」に乗り換えて、ちょうど1週間。同時に有料サービスの「eero Plus(イーロー プラス)」も契約してみたんだけど、これが思っていた以上に便利で、しかもコスパが良い。正直、当初は「ルーターのオプション契約なんてどうせ割高だろう」と斜に構えていた。長年この業界を見てきた人間の悪い癖だ。ところが使ってみると、その先入観がきれいに裏切られた。

この記事では、eero Plusが何者なのか、料金はいくらか、そして「契約して損がない」と言い切れる理由を、実体験を交えて正直に書いていく。特に、ある問い合わせでのサポート対応には心底感心したので、その話もしっかり残しておきたい。

結論から先に言うと ── パスワード管理・VPN(ブイピーエヌ)・広告ブロックを別々に契約するより、eero Plus1本のほうが安い。だから「ルーター以外の価値」だけで元が取れてしまう、というのが今回の本音です。

eero Plusとは?

eero Plusは、eeroのメッシュWi-Fi(網の目状にエリアをカバーする無線)に、セキュリティと便利機能を上乗せする月額制のプレミアムサービスだ。単なる「速度アップのオプション」ではなく、家庭内ネットワーク全体を守る“ひとまとめの保険+ツール群”だと考えるとわかりやすい。

面白いのは、有名なセキュリティ系サービスへのアクセス権が、この契約にまるごと含まれている点だ。具体的には、パスワード管理の定番、外出先でも使えるVPN、そしてアンチウィルスソフト。これらが「おまけ」ではなく“本気の中身”として付いてくる。

eero Plusの主な特徴

含まれる機能はかなり幅広い。家庭で使うであろう主要なものを表にまとめた。

機能 内容
1Password パスワード管理ツールのファミリープラン。安全なパスワードを生成・保存・家族で共有できる。
VPN Guardian(ガーディアン)提供のVPN。外出先でも通信を暗号化し、最大5台まで利用可能。
アンチウィルス Malwarebytes(マルウェアバイツ)提供。最大3台まで、ウィルスや不正ソフトから端末を保護。
広告ブロック ネットワーク全体で広告と追跡をブロック。サイトの読み込みも軽くなる。
高度なセキュリティ フィッシングやウィルス配布の疑いがあるサイトへの接続を未然にブロック。
ペアレンタルコントロール コンテンツフィルターやアプリ制限、利用時間のスケジュール管理ができる。
インターネットバックアップ 回線がダウンしても、テザリングなど別回線へ自動で切り替えてWi-Fiを維持。
DDNS ダイナミックDNS。変動するIPアドレスでも外部から自宅機器へアクセスしやすくなる。

一つひとつは「他社サービスでも見たことがある」機能だ。だが、これらがアプリ1つに集約され、家中のデバイスにまとめて効くというのが効いてくる。設定があちこちに散らからないのは、運用する側からすると地味に大きなメリットだ。

eero Plusの価格

料金はシンプルで、月額プランと年額プランの2種類だ。

プラン 料金(税込)
月額プラン 1,500円 / 月
年額プラン(おすすめ) 13,600円 / 年(月あたり約1,133円・約24%お得)

年額にすると月あたり約1,133円。月額より2割以上安くなる計算なので、長く使うつもりなら年額一択でいい。新規アカウントには無料体験も用意されている(体験後は自動更新される点だけ注意)。

ファクトチェック:価格・機能は eero 日本公式サイト(2026年6月時点)の記載に基づく。為替や時期で変わる可能性があるため、契約前に最新の公式表示を必ず確認してほしい。

1Password+VPN+広告ブロックだけで元が取れる

ここが今回いちばん伝えたいところだ。eero Plusに含まれるサービスを、もし個別に契約したらいくらかかるのか。代表的なものをざっくり並べてみる。

個別に契約した場合(目安) 月額の目安
パスワード管理(ファミリー) 約750〜930円
有料VPN 約1,000〜1,500円
有料の広告ブロック 約200〜400円
3つの合計(目安) 約1,950〜2,830円 / 月
eero Plus(年額・月換算) 約1,133円 / 月

見ての通り、パスワード管理とVPNと広告ブロックを別々に揃えるだけで、eero Plusの月あたりの料金をあっさり超えてしまう。しかも、ここにはアンチウィルスや高度なセキュリティ、インターネットバックアップといった機能がまだ乗っていない。つまり「Wi-Fiの上乗せ料金」というより、「セキュリティ一式を安く束ねたサブスク」と捉えたほうが実態に近い。

上記の単体料金はあくまで一般的な相場の目安で、為替・セール・プランによって変動する。それでも「3つ束ねれば eero Plus より高くなりやすい」という構図は揺らがない。

神対応だったサポート体制

機能やコスパは数字で語れる。だが、実際に契約を「激推し」したくなった決め手は、もっと泥臭いところ ── サポートの質だった。

導入して間もない頃、ある設定でどうしても腑に落ちない挙動があり、サポートにメールで問い合わせてみた。正直、海外発のサービスだし「定型文が返ってきて終わりだろう」と期待値は低めだった。ところが返ってきたのは、こちらの状況をきちんと汲んだ、実に丁寧な回答。しかも一度きりで放り出されず、解決するまで最後まできちんと付き合ってくれた。

この手の問い合わせは、途中で担当が変わって話が振り出しに戻ったり、「仕様です」の一言で打ち切られたりすることが珍しくない。長年いろんなベンダーのサポートを見てきた人間として言うと、最後まで責任を持って対応しきる姿勢は、それだけで信頼に値する。eero Plusにはサポートセンターでの優先対応も含まれているので、いざという時に「ちゃんと人が出てくる」安心感は大きい。

IT小僧の本音コラム

「安かろう悪かろう」を疑う癖は大事。でも、たまには気持ちよく裏切られたい。

正直に言えば、最初は「ルーター屋のサブスクなんて囲い込みだろう」と思っていた。長年コンピュータ業界ににいると、そういう色眼鏡が標準装備になる。けれど今回は、機能の中身・価格・サポートのどれを取っても、その斜に構えた予想を上回ってきた。

もちろん、すでに別のパスワード管理やVPNを使い倒している人には重複もある。そこは冷静に。ただ「これから一式そろえたい」「家族のセキュリティをまとめて面倒みたい」という人にとっては、これほど分かりやすく“元が取れる”サブスクもなかなか無い、というのが本音だ。

まとめ:契約して損なし

1週間使ってみての結論は、タイトル通り「思っていた以上に便利でコスパが良い」。理由を整理するとこうだ。

ポイント 中身
コスパ パスワード管理+VPN+広告ブロックを個別契約するより安い。
手軽さ アプリ1つで家中のデバイスにまとめて適用できる。
安心感 最後まできちんと付き合ってくれる、丁寧なサポート。

「ルーターのおまけ」と侮るなかれ。中身を分解すれば、これはセキュリティ一式を割安で束ねたサブスクだ。無料体験もあるので、まずは1か月、自分の環境で“便利さ”と“元が取れる感覚”を確かめてみてほしい。少なくとも私の1週間は、完全に手のひら返しの1週間だった。


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