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スマホから今すぐこのVPNアプリを削除せよ  中国系アプリの実態とリスクについて

中国が世界の工場となって中国製品を使わざる得ない状況です。
中国製の自動掃除機器、監視カメラ、ドローン、スマホ、パソコン 多くの機器は通信を行うもので、中国当局にデータを流しているのでは・・・
という懸念が言われています。

と言っても 国産の製品は、高価でしかも 中国メーカーの方が機能や性能がよいことも多いので致し方ない。

iPhoneだって未だに中国の工場でつけられているものが多い

ここは割り切って と言いたいところだが、スマホのソフトウェアしかもVPNとなると これは非常に危険

というわけで、今すぐ消すべきVPNアプリがForbesの記事に掲載されていました。

もし、あなたのスマホでこのリストに該当するVPNをインストールしていたらすぐに消してください。

VPN(Virtual Private Network)は、私たちのプライバシーやセキュリティを守るための手段として一般的に知られています。しかし最近の調査で、実際にはその信頼を逆手に取り、個人データを危険にさらす悪質なVPNアプリの存在が明らかになりました。特にAppleのApp StoreとGoogleのGoogle Play ストアに存在する、中国資本のVPNアプリには注意が必要です。

VPNの本来の役割と危険性の逆転

VPNは、インターネットトラフィックを暗号化し、利用者の位置情報や通信内容を第三者から守る仕組みです。ところが、VPNの運営主体が信頼できない場合、通信内容が筒抜けになるリスクも存在します。今回問題視されているVPNアプリは、利用者のインターネット通信をすべて中国へ送信している可能性があると指摘されています。

中国系VPNアプリの実態とリスク

調査を行ったのは、米国の非営利組織「Tech Transparency Project(TTP)」。彼らの報告によると、多くのVPNアプリが中国資本であることを隠し、複数のペーパーカンパニーを通じて正体を偽装していました。その中には、中国人民解放軍との関係があり米国から制裁対象とされた企業に関連するものまで含まれています。

さらに、これらのアプリは「無料VPN」としてランキング上位に位置し、数百万のユーザーが利用している実態も判明しています。

削除すべきVPNアプリ一覧(App Store & Google Play)

TTPが発表したアプリの中には、日本語で概要説明が掲載されているものもあり、日本の利用者もターゲットとなっている可能性があります。以下は、App StoreおよびGoogle Play ストアで公開されている危険性の高いVPNアプリの一覧です。

■ iPhone(App Store)用 VPNアプリ

  • X‑VPN ‑ Super VPN & Best Proxy
  • Ostrich VPN ‑ Proxy Master
  • VPN Proxy Master ‑ Super VPN(日本語表記あり)
  • Turbo VPN: 無制限セキュリティのインターネット接続
  • VPNIFY ‑ Unlimited VPN
  • VPN Proxy OvpnSpider
  • Wirevpn(英語名:WireVPN ‑ Fast VPN & Proxy)
  • Now VPN ‑ Best VPN Proxy
  • Speedy Quark VPN(日本語表記あり)
  • Best VPN Proxy AppVPN
  • HulaVPN
  • Wirevpn(Secure & Fast VPN)
  • Pearl VPN

■ Android(Google Play)用 VPNアプリ

  • Turbo VPN(Secure VPN Proxy)
  • VPN Proxy Master(Safer VPN)
  • X‑VPN(日本語表記あり)
  • Speedy Quark VPN(VPN Master)
  • vpnify(日本語表記あり)
  • Ostrich VPN(日本語表記あり)
  • Snap VPN(Super Fast VPN Proxy)
  • Signal Secure VPN(日本語表記あり)
  • VPN Proxy OvpnSpider(日本語表記あり)
  • HulaVPN(日本語表記あり)
  • VPN Proxy AppVPN(日本語表記あり)

なぜ中国系VPNアプリが危険なのか?

中国では「国家情報法」により、民間企業が政府の要求に応じてユーザーデータを提供することが義務付けられています。つまり、中国系VPNアプリを使用することは、自分の全通信を中国当局に開示するリスクを伴います。

さらに、多くのVPNアプリがその運営元を明示せず、ユーザーがその背景を知る手段がないのが現実です。

信頼できるVPNとは?

VPNを利用するなら、信頼できる西側企業の有料VPNを選ぶことが推奨されます。たとえば、以下のようなVPNサービスが高い評価を受けています。

  • NordVPN
  • ExpressVPN
  • Proton VPN

これらは企業の所在地や運営方針が明確で、第三者へのデータ提供が厳しく制限されていることでも知られています。

アプリストア運営側の対応

本報告を受けて、Googleは「制裁およびコンプライアンス法に従い、違反の疑いがあるアプリには適切な措置を講じている」と発表しました。Appleも「VPNアプリは組織によるリリースのみ認め、個人による公開は不可。透明性とデータの外部提供制限を求めている」と強調しました。

しかし、依然として問題アプリはストア上に存在しており、審査体制の限界も指摘されています。

まとめ:VPN選びは「無料」より「信頼性」

VPNアプリは、私たちのプライバシーとセキュリティを守るはずのツールです。しかし、運営主体が不明瞭だったり、中国の国家法によって政府に通信データを提出させられるリスクがある以上、無料だからという理由で気軽に使うべきではありません

もし上記に該当するアプリをお使いの場合は、今すぐアンインストールすることを強く推奨します。そして、VPNを使用する際は、信頼できる有料サービスの導入を検討してください。

安全なVPNは世界的に評判が良い 有料アプリをつかうこと

無料のVPNは、使用しないことをオススメします。
とくに海外に出かけた場合、ワールドワイドで展開しているVPNをオススメします。

NordVPN

ExpressVPN




参考記事 Forbes
iPhone用13本とAndroid用11本のVPNアプリを削除せよ 日本語名でも存在し危険
https://forbesjapan.com/articles/detail/80179

記事内の情報は2025年6月26日時点の調査結果を元にしています。

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