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IT小僧の時事放談

やる気がないにもほどがある! Macintoshお笑いバグ


2017年11月29日 外部の開発者に指摘された「ユーザー名に「root」と入力すればパスワードなしで管理者権限でログインできてしまう問題」に引き続き

「システム環境設定のApp Store設定画面で、〈どんな〉パスワードをタイプしてもロック解除できてしまう」
というバグが発覚しました。
システム環境設定

App Store設定

南京錠アイコン
→ロックされていなかったらロックしてみてください。

南京錠アイコンクリック
→ログインID/パスワード

パスワードに好きな文字を入力

南京錠アイコン解除
つまり パスワードに何を入力しても解除されます。

お笑いとしか言えないレベルのバグです。

「rootでパスワード無しでログインできてしまう」よりは、遥かにましですが、なんでしょうか?
堅牢なOSのはずですよね?

今回の「IT小僧の時事放談」は、「やる気がないにもほどがある! Macintoshお笑いバグ」と題してAppleのやばそうな状況について考えてみよう。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

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2017年 Appleのやらかしたこと

2017/06月

  • iOS11 iOSコントロールセンターの特定のボタンを同時に押すことでiPhone/iPadフリーズ
  • iOS11 ロック中のiPhoneでSiriを呼び出して「私は誰?」と尋ねると、所有者の名前と電話番号が表示
  • iOS11 ロック中のiPhoneから写真が盗み出されるバグ

2017/11月

  • iOS11「i」がA[?]に自動変換
  • iOS11「it」が「i.T」に自動変換
  • macOS High Sierra rootでパスワード無しでログイン
  • macOS High Sierra「APFS」ファイルシステムで暗号化されたパーティションに入ろうとした場合、パスワードのヒントとして実際のパスワードそのものが表示されてしまう。

2017/12月

  • iOS 11.2 iPhoneが時刻設定で再起動繰り返し

iOSで計算機で1+2+3=24というのもありましたね
iPhone X の文鎮化とかもYouTubeで騒がれました。

計算機のバグとか変換バグならお笑いで済みそうですが、rootでログインできてしまうとかになると 致命的なバグと言っていいでしょう。
問題は、これをApple関係者以外の人が見つけたことです。

まともに試験をしていないでしょ!

やっていいバグ、悪いバグ

これまでもバグはありました。
システムとしてバグを完全に消すことはできません。

しかし
「やっていいバグ」「悪いバグ」があります。
rootでログイン出来てしまうのは、IT企業の製品として「絶対にやってはいけないバグ」です。
幸い Macintoshのシェアが低いので大事件にはなっていないようですが、これは、個人情報を取り扱う企業として大問題です。
昨年もセキュリティ問題で色々とありましたが、「自分からセキュリティの穴を開けてどうする」Appleさん

いままでもバグはありましたが、こんな致命的で初歩的なミスは、発生しませんでした。

バグが出てくる原因

このようなバグが出てくる要因を考えてみましょう

自分の経験からすると

  1. 組織変更による混乱
  2. スタッフの士気の低下

主にこの2つが要因です。

組織変更による混乱が原因とするとこんなことが考えられます。

責任者が急に辞めてしまい、ノウハウを失う。
⇒日本と違ってマニュアル化されているはずですから1人ぐらい抜けても問題ないはずですが・・・

試験スタッフの削減?
⇒コストカットのため人員を削減した。

スケジュール前倒しの影響
⇒試験する時間がなかったか?
いや?rootのバグなんてわざわざ組み込んだとしか思えない。
試験の問題ではなくエンジニアの問題か?

スタッフの士気の低下

査定が悪くなった
⇒iPhone部門だけに力を入れたためMacintosh開発にしわ寄せが・・・
いや?それなら主力商品(iPhone)でなぜバグが出る。

外注に発注した。
⇒社内のエンジニアを使わなくなった。
あり得る! 今のCEOは、コストカッターですから高給取りのエンジニアを切った。

スケジュールが厳しい
⇒でもスタッフも多いんでしょう?

隣の人は何する人ぞ
⇒秘密主義 あり得るな

社内政治に明け暮れる。
⇒これが一番可能性があるな
試験部門を陥れようと画策??? まさかね
出世のため他部門を陥れた???

Appleが急に先進的でなくなった

ここ数年、Appleは、つねにAndroidの後追いをしてきました。

顔認証だって「何をいまさらドヤってる」
そんなこととっくに富士通やNECがやってますよ。

革新的なことが出てこない。
TouchBarのような くだらないおもちゃ機能しか出てこない。

Macintoshがほったらかしになっている。
特にプロユーザーが使えるPCがない。

iMac Proなんて
「拡張性なし」の極み
プロは、あんなもの使いません
昔のタワー型でいいんではないですか?

MacBook Pro
オモチャ(TouchBar)などいらない。
Proと名をつければ多少高くても売れる!と考えた?

デザイン、映像関係のプロの皆さんは、とっくにWindowsや別のところに鞍替えしています。

どれもこれもコストダウンがミエミエです。

SiriもAIの先頭を走っていたはずですが、既に周回遅れになっています。
研究費をもっと突っ込んでいれば、GoogleやIBM、Microsoftを軽くぶっちぎっていたはずです。
いまや、ただの言語認識システムに成り下がっています。

Appleの製品に魅力がなくなったのは、眼に見えないところのコストダウンです。
その影響がここにきて出てきたような気がします。

iOSとmacOSの融合とか噂が出ていますが、こんな状況では、バグのヒットパレードになりそうです。
怖すぎて使えません。

まるで
見た目だけで中身がビニール製のXXXXXのブランドのようなものです。

提灯記事を書いている人にはわからないと思いますが・・・

まとめ

iPodやiPhoneの登場時のような Appleは戻ってこないのでしょうか?
あんな社屋を造るぐらいお金を持っているんですから、もっとエンジニアリングにお金をかけて欲しいものです。
今のAppleは、株主ばかりみていてユーザーを見ていません。

ダメなものはダメと言える人物がAppleに必要なのかも知れません。

そう考えるとカリスマ経営者の次って大変だな!

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