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IT小僧の時事放談

携帯電話会社の乗り換えってそんなにするでしょうか? MNP(携帯電話番号ポータビリティー)手数料無料化

2020年9月15日

2019年の10月、消費税増税と同じ日に実施された

「電気通信事業法」の一部改正

これ以降、消費税のこともありスマートフォンの売上が落ちている。

そして総務大臣経験の菅総理の誕生で総務省の勢いが増してゆく

今回のIT小僧の時事放談は、
携帯電話会社の乗り換えってそんなにするでしょうか? MNP(携帯電話番号ポータビリティー)手数料無料化
と題して、携帯電話事業者に求める報告書案を公表したことについて考えてみよう。

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実質値上げ

「電気通信事業法」の一部改正により、それまで大幅な値引きがあったスマートフォンが、「電話機本体の割引上限は2万円まで」という規制が実施されたために、ハイスペックのスマートフォンが売れなくなってきました。

そこで、携帯電話各社は、中国製のスマートフォンを積極的に取り込み始めた。
また、ハイスペックを中心に販売してきたサムスンやソニーもミドルレンジのスマートフォンを展開しはじめました。

総務省と政府の利害一致

総務省の狙いは、スマートフォンの値下げ競争にブレーキをかけるかわりに通信料金を下げることを期待したと思われます。

通信料金を下げるためには、楽天に携帯電話事業者の免許を与えることで革新的な通信料金に1期待して3者にプレッシャーを与えるという

IT小僧のあくまでも個人的な予測の範囲ですが、

お役所の、「電話機本体の割引上限は2万円まで」という方針と「楽天モバイルの参入」の2段構えの施策を実施m合わせて消費税増税という愚行なことの評判を回避させるために「毎月出費している電話料」を下げることで政治と総務省の利害が一致

ところが、楽天モバイルの「基地局ない問題」という体たらくで出鼻をくじかれ、携帯電話会社は、値下げではなく「通信量無制限プラン(実際には上限あり)」のように

「値下げではなく、通信量無制限ぽくするから多少高くてもお得よ」

という仕組みを組み入れてきた。
さらに、携帯電話会社は、高価なスマートフォンを販売するために数年後買取という条件で残価設定ローンのようなプランで対抗している。

そして ここでさらに 新しい施策を行おうとしている。

MNP(番号持ち運び制度)の無料化

電気通信事業法改正で競争活性化を狙ったわけですが、結局、競争どころか、人の移動も少なくなり、スマートフォンも売れなくなってきた。

そこに新型コロナウィルスの影響でスマートフォンの買い替えどころか、携帯電話の移動もさらに減少、総務省の思惑は、大きくハズレてしまった。

引き止め工作の禁止

総務省の調査によると、電話や店頭でも引き留め工作が横行していると報告があったらしい。

つまり、他社に移行しようとするとポイントなどで引き止めるという行為である。
IT小僧は、これまでdocomo,au,SoftBankと契約してきました。
そのとき、契約解除で揉めたこともなく、引き止め工作もなかった。

※某ポケットワイファイ業者では、契約を解除するのに電話がつながらなくてかなり難儀したことはあるが・・・

最近は、引き止め工作があるのだろうか?
噂ぐらいしか聴いたことはないのだが・・・

総務省は、この引き止め工作の禁止をするらしい。

例えば全ユーザーでなくMNPを検討する人だけに提供する利益提供は引き留め行為であるため禁止する。また手続き時に自社プランを説明する行為は事前にユーザーから同意を取る必要がある。MNPを思いとどまらせるため、他事業者のサービスを説明する行為は一律禁止とした。

日経クロステックより

携帯電話業者の乗り換えしますか?

さて、ここで問題になるのは、

携帯電話業者の乗り換えってそんなにしますか?

てことです。

大手携帯電話業者(docomo,au,SoftBank)の場合、ほぼ横並びの料金
通信量を多く使う人向け、少ない人向けの料金体系もあります。

格安SIMもありますが、docomo,au,SoftBankよりは、通信スピードが大手携帯電話会社と比べると遅いです。
それでも電話ならば問題ないし、ライトに使う人ならば、多少、通信スピードが遅くてもあまり影響はない。

そして、すでに多くの人は、自分に合っている携帯電話業者と契約していると思う。

いくら、手数料を無料にしようとしても、携帯電話会社を変更するのは、そう多くはないだろう。

格安SIMの時代は終わった

携帯電話会社大手の通信料金が高いと感じたら、格安SIM(MVNO)に移動するだろうし、賢い人ならすでに格安SIMを使っているはずです。

よく誤解されるのですが、格安SIMは、つながらない

なんて人がいますが、電話としては、全く問題ありません。
格安SIMは、大手電話会社の回線を使っているので、電波が届かないということは、ほぼないのです。

データ通信については、携帯電話会社大手より遅くなる場合があるけれど、YouTubeを見るぐらいならほぼ問題なしです。
屋外でそんなに動画を見るかという人も多いし、音楽やブラウザ、メール程度ならば、月間に10Gもあれば十分すぎるほどの通信量でしょう。

しかし、毎月の通信量固定の料金体系だと、余ったり、足りなかったりと無駄に思う人もあると思います。

格安SIMという選択肢が安い携帯電話料金という考えがありましたが、いまや キャリアと呼ばれる各社も格安プランを発表しているので
わざわざ 回線スピードが遅い格安SIMを選ぶ理由がなくなりました。

例えば、繋がりやすくなった楽天モバイル

docomoのahamo
img

au、SoftBankからも低価格プランが出ているので検討することをオススメします。

まとめ

スマートフォンは、すでに特別なものではなく、コモディティ化したと思われます。
すでに価格帯によって分類されますが、大きな差異はない。

iPhone or Android
ハイスペック or ミドルスペック
というように棲み分けができています。

そのような状況で、番号持ち運び制度(MNP)の無料化しても効果があるのだろうか?
料金がかかろうがかからまいが、変える人は変えるわけで、

¥3000が、無料になったから 携帯電話会社変えよう

なんて人がいるのかな?

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