小僧の教えてIT

最古参なのに最先端で使われている。 プログラム言語夜話 第6話 FORTRAN

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災害と極暑の2018年、天気予報は、連日、「暑い日本列島」の様子を映し出しています。

ニュースと天気予報は、日本人が目にする2大コンテンツです。
最近はスマートフォンで今、現在の「雲の様子」や「雨雲が近づいてきた」というアラートが、やってきます。
たった、10年前のガラ携からすると「夢のようなスーパーテクノロジー」です。

今回の小僧の教えてITは、
最古参なのに最先端で使われている。 プログラム言語夜話 第6話 FORTRAN
と題して
FORTRANという言語って「こんな言語なんだ」
ということを覚えていただけたら幸いです。

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注意:このブログは、FORTRANの解説ではありません。
FORTRANこんな言語だよ!というお話です。

現役最古参のコンピュータ言語

1956年に最初のマニュアルが、1957年にIBM 704用の最初のコンパイラがリリース
古いなぁぁ
COBOLが、1959年ですからそれより2年前
まだ紹介していませんが、LISP、ALGOLが、1958年
RPGが、1959年

コンピュータの高級言語の最古参である。
(アセンブラーは、高級言語ではない)

開発というより提案したのは、
ジョン・ワーナー・バッカス(John Warner Backus)
・1924年12月3日 - 2007年3月17日)は、アメリカ合衆国の数学者
という学者さんで1953年にアセンブラではない言語を開発しようとIBMに提案

Richard Goldberg、Sheldon F. Best、Harlan Herrick、Peter Sheridan、Roy Nutt、 Robert Nelson、Irving Ziller、Lois Haibt、David Sayre
というメンバーでFORTRAN開発プロジェクトが開始

1954年
The IBM Mathematical Formula Translating System
というドラフト仕様(おおまかな言語仕様)発表

1956年10月
マニュアル発表

1957年4月
コンパイラ発表

うううん  自分が生まれる前の話だ。
※筆者 1962年生まれ

FORTRAN

formula translationの略称でFORTRANとなった。
意味を日本語に約すと
式変換

なんという命名方法、もう少しカッコよくならなかったのだろうか?

主な目的は、科学技術計算と言いたいところですが
ジョン・ワーナー・バッカスさんは、
「ミサイルの弾道計算のプログラムつくったけど、アセンブラだとめんどうだし、俺、プログラム書くの嫌いなんだよね」
だいたいこんな感じだったそうです。

アセンブラのプログラムは、慣れるまで面倒なので
「もっと簡単にプログラムを作れないのか?」
が、目的だったようです。

参考までに、もともとコンピュータは、軍事目的(主に弾道計算)のために開発されたもので平和利用ではありません。

このFORTRAN、科学者が、数学計算するために使っていたため、今でも
科学計算の言語
と呼ばれています。

このFORTRANがきっかけで高級言語からアセンブラに変換するというコンパイラ技術が進んでゆきます。
さらに、多くのコンピュータに移植され、広がっていきました。

プログラム例

program helloworld
print *, "Hello, world."
end program helloworld

毎度おなじみの Hello Wordの表示ですが、最初のFORTRANは、小文字が使えませんでした。
今は、大文字をあまり使わないみたい

FORTRANとFortran

FORTRANの最初は、32の命令語だけで動いていましたが、改良が進み、今では、当時の言語体系とは、全く違うように見えるほど変化してしまっています。

大文字のFORTRANは、FORTRAN 77という規格まででそれ以降は、Fortranと記述されています。

初期のFORTRANは、変数名が大文字6文字までと限定されていたり、構造化(簡単に言えば goto で分岐しない)でなかったりでしたが、今や「なんでもあり」状態の変更が行われています。

最先端の言語

日本のスーパーコンピュータ 京(けい)は、最近、中国にスピードで抜かえてしまいましたが、世界のトップクラスであることは、違いありません。

このスーパーコンピュータで主に使われている言語が、FortranとCかC++が使われていて、特にFortranは、その特性上、高速な演算が出しやすく、計算スピード記録に使われています。

スーパーコンピュータは、遺伝子工学、台風などの気象シミュレーション、建築 いろいろな方面で使われているため、これが、あるないで、科学、医療、工業などの発展に大きな影響がでるので国家的戦略上非常に重要なものなのです。

余談ですが、このスーパーコンピュータ
「二位じゃダメなんですか」
と某政治家が言ったコンピュータです。
ITに詳しくない政治家にITについて口を出ししてほしくないと まじで思いました。

幸い予算も復活し、2020年には、今の100倍程度速いコンピュータ京が登場する予定です。

まとめ

連日、極暑を伝えている 気象予報士のおねぇさんの天気予報の元になっている気象データは、気象庁にあるスーパーコンピュータ並の性能をもつコンピュータから送られてきます。
もしかしたら、データを計算するところでFortranが使われています。

最古参のコンピュータ言語が、最先端のスーパーコンピュータで使われているという、コンピュータの世界は、非常に面白い。
たった50年ほどでこんなに進化するなんて
次の50年は、どんなことになっているか想像も付きません。

おっと! 次の50年は、この世にいないわ・・きっと

では、また、次回 お楽しみに・・

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