小僧の教えてIT

ベーシックに行こう♪ プログラム言語夜話 第4話 BASIC

更新日:

Z80
64K ByteMemory
クリーンコンピュータ

この3つの単語で「SHARP MZ80系」とわかった人は、間違いなく50代を超えている人だと思います。

そして「ザイログ社」
この名前を記憶している同胞は、どれだけ残っているのであろうか?

今回の「小僧の教えてIT」は、
「ベーシックに行こう♪ プログラム言語夜話 第4話 BASIC」
と題して
BASICに関して、できるかぎり、専門用語を使わないでブログにしました。

BASICという言語って こんなんだよ
と思っていただけたら幸いです。

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注意:このブログは、BASICの解説ではありません。
BASICこんな言語だよ! というお話になっています。

世界初の個人向けコンピュータ

世界初の個人向けコンピュータは、Appleではありませんでした。
MITS(Micro Instrumentation and Telemetry Systems社)
から1974年12月、世界初の個人向けコンピューター「Altair 8800(アルテア8800)」が発売されました。

販売価格
組み立てキットで $397
完成品済み $498
※当時 1$は、300円ぐらい

では、スペックをご紹介
CPU:Inter 8080
Memory:256バイト(メガじゃないよ)
キーボード:なし
ディスプレイ:なし
マウス:あるわけない
拡張ボード

では、プログラムはどうやって?
機械本体にトグルスイッチが並んでいます。
0 スイッチ OFF
1 スイッチ ON
直接 2 進数でプログラムやデータを入力

当時のコンピュータは、研究所や公的機関にタンスのような機械が並んでいるような代物でした。
もちろん一般人が触れるわけありません。
当時のコンピュータ少年?達は、この「Altair 8800(アルテア8800)」が、夢の機械だったのです

Microsoft BASIC

「Altair 8800(アルテア8800)」の上でコンピュータ言語を動かせないものか?
ビル・ゲイツとポール・アレンは、BASICインタプリタを 開発
Altair BASICとして「紙テープ媒体」($350)で 販売
これが、大ヒット Microsoftの誕生です。

BASICがなければ、Microsoftは、なかったかも知れません。
そのため、Microsoftは、BASIC言語を大事にしていたのではないかと
勝手に想像しています。

その後
Altair 8800は、MITS社の対応が悪く、会社は消えてゆく運命でしたが、米IMS Associates Inc.は、IMSAI 8080を開発、Altairの完全互換機でした。
Memoryの増設、FDD、CMT(テープ)、ビデオカード等の増設もできるように拡張性と電源強化されて
CP/MというOSも動くようになります。
このIMSAI 8080は、コンピュータ映画の名作『ウォー・ゲーム』で主人公が使っていました。

さて、話をBASICに戻します。

生い立ち

1964年、米国ダートマス大学にて、数学者ジョン・ケメニー(1926年-1992年)とトーマス・カーツ(1928年-)が、教育用などを目的としてダートマスBASICが開発されました。

BASICの正式名称は、
「beginner's all-purpose symbolic instruction code」
訳すとこんな感じでしょうか?
「初心者向け汎用記号命令コード」

もともとFORTRANという言語に似ていると言われています。

最初は、コンパイラとして開発されましたが、その後、パソコンでは、インタプリタとして搭載されました。
コンパイラとインタプリタについては、過去のブログに記載されています。

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その後、Microsoft社によって、世界初の個人用コンピュータ「Altair 8800」に移植され、広がりました。

8bitコンピュータブーム

日本では、1980年代に突如として起こったパソコンブームでBASICは、標準で搭載されていて、
NEC PC8800、FUJITSUの FM-7などは、電源をいれるとBASICが立ち上がるようになっていました。
それぞれ、N88-BASIC、F-BASICという名前でした。

このBASICは、ほとんどが、Microsoft社製を元にカスタマイズされたものでしたが、SHARPは、ハドソンという会社がHu-BASICという強力なBASICを販売していました。

1983年MicrosoftとASCII社が中心になってMSX(エムエスエックス)という規格が登場、SONY、日立、松下電器、東芝など家電メーカーが参戦し大ブームへと発展してゆきます。

松田聖子が、 「ひ~とびと~のヒットビット♪」とCMに登場
岡田有希子が「パソピア」で対抗
テレビでパソコンのCMや番組を放映していた時代でした。
この当時、パソコンの流行とともにBASICでコンピュータに触れた人が多かったはずです。

サンプル

10 REM HELLO BASIC
20 PRINT "HELLO BASIC"
RUN

BASICは、基本行番号が付きます。
RUN というのは、実行命令、この場合は、画面に "HELLO BASIC"と表示されます。
当初、GOTO という飛び先を変更する文は、プログラムがゴチャゴチャとなって
「スパゲッティ プログラム」と言われていました。

そのため、後にいろいろな人から非難されることになるのですが、当初のコンピュータの性能では仕方がなかったかも知れません。

その後、改変が続き、ある程度は、構造化プログラムをすることができましたが、C言語の普及でBASICは、使われなくなってしましました。

といっても、数多くのプログラムが、BASICによって書かれました。

復活

BASIC言語は、次第に使われなくなり、ビジネス現場では、
Lotus 1-2-3 vs Excel
WordPerfect vs Word vs 一太郎(日本)
などアプリケーションで熾烈な戦いが繰り広げられていました。

また、ビジネスアプリケーションは、dBASE(Ashton-tate社)とかTurboPascal(Borland社)が優勢でMS-DOSは、圧倒的なシェアを誇っていましたが、その上で動作するアプリケーションは、(Microsoft)劣勢だったかも知れません。

1995年Windows95の登場でパソコンの世界は、革命が起こります。
インターネットの普及と誰でも使えるコンピュータの登場です
ビジネスでも多くのコンピュータが使われるようになり、アプリケーションの不足が表面化してきました。
そこにBasicの名前を持つアプリケーション開発環境がMicrosoftより登場します。

Visual Basic

Basicの名前を持つアプリケーション開発環境がMicrosoftより発売されるとビジネスアプリが量産されます。
視覚的な操作でアプリケーションが作成できるという画期的な手法は、Borland社の開発環境に似てもいましたが、取っ付き易いBASICという言語が決め手になったと思います。

一方、どんないOSが優秀でも開発環境が他社任せだったApple Computerは、ジリ貧となっていきます。
なにより、Macintoshの開発は、難しすぎたのです。

その後 Visual Basicで書かれたビジネスアプリは増大し、業務を支えるようになりました。
WindowsとVisual Basicに加えて Excel Word Accessとビジネスアプリを制したMicrosoftは、巨大企業へと成長しました。

EXCELで生きているBASIC

Visual Basicは、その後、開発環境として C++/C#へと続き、Basicは、さほど使われなくなりました。

しかし、EXCELやAccessなどに使われているマクロ機能は、VBA(Visual Basic for Applications)というプログラム言語で記載されていて、BASIC言語は、現役で動いています。
そして、Visual Basicがそうであったように簡単にEXCELなどを操作できるようになっています。

まとめ

自分は、社会人になってはじめてコンピュータに触り、COBOLという言語に出会いました。
その後、パソコンを購入、BASICや、LISP、そしてC言語を趣味のパソコンで触れることでコンピュータの世界に深く入り込みました。
それがなければ、いつまでもCOBOLの世界で留まっていたことでしょう。
もっともその選択をしていたら、今でも、現役でプログラムを書いていたかどうか?

わかりません。

いまさらBASIC言語を学ぶことは、オススメしませんが、 このブログで「懐かしい」と思っているおじさん方がたくさんいることと思います。
たまには、若い頃を思い出して BASICいや、EXCELのVBA(Visual Basic for Applications)でいろいろなプログラムを組んでみませんか?

プログラムを書く作業は、脳の老化を遅らせる効果があると思います。
論理的思考を維持するためにもオススメします。

では、また、次回 お楽しみに・・

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