IT小僧の時事放談

スパイ伝統の受け渡し手法「デッド・ドロップ」は、まだまだ「現役」

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俺たちの007 (HINODE MOOK20)

007シリーズ最新作
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
2020年4月10日(金)に公開されます。
ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最終作になります。

007大好きなIT小僧は、ダニエル・クレイグの007シリーズ総決算作品として待ち遠しいのです。

今回のIT小僧の時事放談
スパイ伝統の受け渡し手法「デッド・ドロップ」は、まだまだ「現役」
と題して、デジタル全盛期の時代でも「ブツ」の交換必要というお話です。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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デッド・ドロップ(Dead drop)

スパイが情報を交換する技術で。

エージェント(協力者)がある場所に置いた情報をスパイ(情報部員)が回収するという方法である。その際、今は使われていない郵便受けを使う事が多い事から、デッド・レター・ボックスとも呼ばれる。基本的には次のようにして行う。

  1. エージェントが物(地図、文書、マイクロフィルムおよび他のアイテム)をある場所(以後「イ」とする。)に置く。その際、別の場所(「ロ」とする)に、置いた事を示す目印をつける。
  2. 「ロ」を毎日観察しているスパイが目印を発見、「イ」に向かう。
  3. スパイが受け取り、金銭を「イ」に置いていく。
  4. エージェントが受け取る。「ロ」の目印を消す。

この手法は、何もスパイだけではなく、ヤバいもののの取引にも使われているはず。

「デッド・ドロップとは、物や情報を2人の間で受け渡すスパイ技術のひとつであり、作戦の安全を維持するために秘密の場所を用いて、直に会う必要がないようにする手法である」

謎の米国人

この取引をしていた中国系米国人ツアーガイド(56歳)が、FBIにより取り調べを受けている。

中国系米国人ツアーガイド、彭学華(エドワード・ペン)は、2015年秋から約3年間の間、「デッド・ドロップ」を行っていた。

  1. 数ヶ月に一度の割合でカリフォルニア州、ジョージア州でホテルの部屋を予約
  2. 10,000ドルまたは、20,000ドルの現金を部屋の引き出しの中、机、テレビ台の裏に貼り付けたりに置いて外に出る。
  3. しばらくして部屋に戻り、家具の底面やタバコの箱の中などからSDカードを探す。
  4. 入手したSDカードを持って北京行きの飛行機に乗り込み「中国国家安全部?」に渡す。

SDカードの中身については、知らされず、報酬のみが行き来する仕組みである。
SDカードの提供者は、代金として現金を受け取ることができる。

彭学華(エドワード・ペン)は、2019年11月25日(米国時間)に、罪状を認めたが、誰がSDカードを持ってきたんかはわからない。
SDカードの運び屋である彭学華(エドワード・ペン)だけが逮捕されたというわけである

デジタル社会でも通用する手法

SDカードならば、デジタル情報なので 直接ネットを通じて送ることもできたはず。
しかし、それでは、送信元のPCなどのデバイスがわかってしまう。

足跡を消すには、運び屋に直接渡すわけですが、顔を知られなければ情報提供者は、安全圏にいるというわけです。

古典的だが確実

『ニューヨーク・タイムズ』で情報セキュリティのシニアディレクターを務めていたセキュリティコンサルタントで、匿名化ソフトウェア「Tor」向けの開発を手がけているルナ・サンドヴィックは、

「めったに使われない偏執的な手法のように聞こえるかもしれない。だが、情報や物を見つからないように送りたい、あるいは匿名で渡したいという場合、デッド・ドロップはいまも有効である」

また

「記者や情報提供者に直に会うことが好ましくない場合もあります。郵送する方法もあるでしょうが、そうするとほかの当事者を信頼することになります。配送サーヴィスが配達前に中身を調べる可能性もありますよね」

と語っている。

中間に人やシステムが入り込めば、当事者がわかるというわけで、犯罪にも使われているはず。

ソ連国家保安委員会(KGB)、米中央情報局(CIA)のMI6のエージェントたちこうした取引を行ってきたはずで、それは、今でも実行されていると思います。

ビットコイン

数年前、ビットコインという仮想通貨ブームが起こりました。
今では「暗号通貨」と名称も変わり、一時のブームは消えつつあります。

「暗号通貨」は、デジタルかつ、機密が保持されるとして、いろいろなところで送金されたようですが、暗号通貨でも「ぶつ」は、誰かが運ばなければなりません。

スパイ

映画、007は、フィクションですから、あのようなセクシーなスパイはいないはず、
そもそも「自分の名前を名乗るとはありえない」

いや? まてよ!

「本当の名前は、ジェームズ・ボンド」じゃないかも知れない。

日本では、スパイというカッコいい名称はないかも知れませんが、「産業スパイ」という容疑で米国で身柄拘束された歴史があります。
本当にスパイ行為だったかどうかはともかく、当時の日米は、貿易摩擦の真っ最中だったので 今の中国と同じような状況かも知れません。

あの事件あたりから日本のIT業界は、パワーを失い、今では、米国の足元にも及ばないほど弱体化しています。

これからの若いエンジニアは、海外、とくに米国で仕事をオススメします。

国内でくすぶっているより、はるかに高いスキルを身につけることができるはずです。

まとめ

「デッド・ドロップ」から話が脱線してしまいましたが、最先端のテクノロジーより、こうした 古典的な手法が現在でも続けられているということは、秘密が守れるということで現代の暗号化技術より確実なはずです。

未だにアナログな世界の「デッド・ドロップ」ですが、アナログだからこそ秘密が漏れないのかも知れません。

この「デッド・ドロップ」の手法をつかったゲームをスマートフォンとリアルな世界を混在させて作り上げたら
面白いものができそうですね。

もっとも そこら中に「宝物」を隠したら 迷惑なことが多くなるのでやめておいて方が無難かも・・・

まてよ! 「デッド・ドロップ」のターゲットをデジタルな仮想空間に置換えたら。。。

いろいろなことができそうですね!

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