IT小僧の時事放談

【写真クラウド】FUJIFILM PhotoBank(フォトバンク)は、Google PhotoやAdobe Lightroomプランと棲み分けできるのか?

投稿日:

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FUJIFILM フジフイルム 業務用フィルム ISO100 24枚 (10本セット)

写真は、フィルム以外存在していなかった時代
Apple Computer(現在のApple社)から、双眼鏡のようなデジタルカメラが登場した。
その名も QuickTake 100 今から思えば、信じられないクオリティと写真サイズでしたが
IT小僧は、当時、アップル信者だったので 即購入!

Apple Quicktake 100: Digital Camera (Magic Lantern Guides)

友人の結婚式に持ち込んで写真を撮ったことを覚えています。

あれから40年、すでにフィルムのカメラは、絶滅危惧種で新製品も出ない状況で
街から写真屋さんが消えてしまいました。

今回のIT小僧の時事放談は、
【写真クラウド】FUJIFILM PhotoBank(フォトバンク)は、Google PhotoやAdobe Lightroomプランと棲み分けできるのか?
と題して、新しく写真クラウドとして登場したFUJIFILM PhotoBank(フォトバンク)について
小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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FUJIFILM PhotoBank(フォトバンク)

2019年春 FUJIFILMが、PhotoBank(フォトバンク)というサービスを開始

サービス名称
「FUJIFILM PhotoBank」
サービス開始日
2019年5月9日 サービス開始予定
(マーケットプレイス:2020年初頭オープン予定)

フィジフィルムのキャッチコピーとして

長年撮りためた大量の写真をスッキリ整理
独自の“AI”で、写真を活用した新しいライフスタイルを提案!

写真クラウドサービス「FUJIFILM PhotoBank(フォトバンク)」今春スタート
さまざまな企業が参加できる「マーケットプレイス」もPhotoBank内に来年初頭オープン

2019年2月26日
https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1397.html

少し長いけど、記者発表の内容を引用します。

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、アナログ、デジタルを問わず、ユーザーが保有するあらゆる写真を一元的に管理・整理して、それらの写真からAIがユーザーの嗜好性を推測し、ユーザーの嗜好に合わせたさまざまな製品・サービスを提案する写真クラウドサービス「FUJIFILM PhotoBank」(以下「フォトバンク」)を、今春よりスタートします。まずは、写真データの管理、共有、プリント注文などができるサービスから提供を開始し、2020年初頭には、ユーザーがフォトバンクに参加する企業の製品・サービスを購入できる「マーケットプレイス」をオープンいたします。「マーケットプレイス」では、当社独自のAIが、ユーザーが預けた写真データからユーザーの嗜好に合った製品・サービスを推測し、自動的に提案してくれるので、ユーザーは自らの興味関心に沿ったものが簡単に見つけられ、それらを購入することができます。当社は、フォトバンクを通じて、写真を活用した新しいライフスタイルを提案していきます。

フォトバンクでは、スマホやデジカメで撮影した画像だけではなく、フィルムや写真プリントなどのアナログ写真もデジタルデータに変換してお預かりします。ユーザーは、ご自宅にある思い出のつまったアナログ写真も、スマホでいつでもどこでも見ることができ、また家族や友人とも簡単に共有することができます。

さらに、当社独自のAIが被写体や撮影されたシーンを解析し、1枚1枚の写真に何が写っているか、どのようなシーンで撮影されたかなどを、キーワードを使って自動的にタグ付けするため、ユーザーは、そのタグを使って簡単に写真を整理できます。シーンを解析する技術は、当社が長年にわたって写真プリントサービスを提供する中で、人々が残したいと考える大切な写真はどのような写真なのかを分析してきた経験やノウハウに基づき開発したものです。「誕生日」、「入学式」、「成人式」など、何度も見返したくなる人生の節目となるシーンから、「花見」、「キャンプ」、「お祭り」、「正月の集まり」など、ユーザーはシーンごとに簡単に思い出を振り返ることができます。

このほかにも、ピントがずれた写真を自動で非表示にすることや、類似写真をまとめて1枚に表示するなど、画面に表示される大量の写真をすっきりと見やすく整理し、快適に閲覧できます。今後は、フォトバンク内で、ユーザーがお気に入りの写真を「作品」として投稿できるオンライン写真展の開催や、フォトブックやプリント注文を当社ネットプリントサービス「Prints & Gifts」から行えるようにするなど、写真の楽しみ方を広げるサービスを順次拡充していきます。
2019年2月26日
https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1397.html

まとめると
1.写真をクラウドに預ける。
2.AIが被写体や撮影されたシーンを解析
3.キーワードを使って自動的にタグ付け
4.写真データの管理、共有
5.プリント注文「Prints & Gifts」
6.「マーケットプレイス」写真からその嗜好性や潜在ニーズを推測し、ユーザーに合った製品・サービスを提案

こんな感じです。

ネットでは、
「いまさら 写真クラウド?」
「Google Photoに比べたらしょぼい仕様」
「無料でアップロードできるのが、たったの5ギガ ケチだ

などと、予想されたどおりのコメントが多いのですが、ある意味正解

Google PhotoとPhotoBank

Google Photoの特徴

写真のクラウドといえば、Google Photoは、盤石です。

  1. 事実上無制限(1600万画素の写真と1080p動画)
  2. Android端末に標準装備
  3. AIによる分類、整理、タグ付け、ストーリーを勝手にやってくれる。
  4. 同一ユーザーならば、どのデバイスからでもアクセスできてダウンロード可能

正直、無敵!状態

IT小僧も何千枚もGoogle Photoに預けていますが、検索など数秒で表示

「2003年の写真」「メガネ」「横顔」「ねこ」「いぬ」「キリン」「自分」
なんてキーワードで写真を検索してくれます。

その検索スピードと精度の高さは、すごい

iCloud(Apple)やOneDrive(Microsoft)でも同じような仕様で検索できますが、キーワードの多さ、精度、スピードは、Google Photoに後塵を拝しています。

恐るべし GoogleのAIと言ったところです。

PhotoBankの特徴(クラウド部分のみ)

  1. 無料で5ギガでそれ以上は有料
  2. アプリは、ダウンロードが必要、アカウントを新しく作成する必要あり
  3. 独自のAIが被写体や撮影されたシーンを解析
  4. アプリをダウンロードしてあるデバイスかWebで共有

と同じような項目を比べると

「Google Photoでいいじゃない」

という意見が出てくると思います。

Google Photoは、スマートフォン特化型

Google Photoの場合、無料かつ容量無制限は、1600万画素の写真と1080p動画に限定
設定によって自動的に圧縮されて保管されます。

Google Photoは、スマートフォンで撮影したほとんどの写真、動画に関しては、無制限だけど、1600万画素の写真の場合
Googleドライブなどと共用の保存容量を消費するためトータルで15GB超は有料となります。

とうことで必ずしも無制限ではないのです。
Google Photoは、スマートフォン特化型といっていいでしょう。

PhotoBankの無料で5ギガというのは、インパクトがなさすぎる。

Google Photoに対抗して 50ギガ無料ぐらいでも良かったのではないか?

PhotoBankの特徴

クラウド面以外の特徴をみてみよう。

1.「写真スキャンサービス」
フィルムや写真プリントなどのアナログ写真もデジタルデータに変換してお預かり
ここが、Google Photoと違うところで「有料」ですが、大量のフィルムをデジタル化してくれるサービスは、ありがたい。
しかもクラウドと連携するとなれば、面倒ではないので利用価値がある。
と言っても別途おカネがかかる。

2.1600万画素の写真という制限がない。
カメラで撮影したデータをそのまま保管できる。

だから、フィルムもまとめてどうぞ!

3.ネットプリントサービス「Prints & Gifts」
写真をそのままプリントサービスできる。
と言っても別途おカネがかかる。

4.オンライン写真展の開催
これは、撮影した写真の発表の場となるでしょう。

PhotoBank欠点

無料プランが、5G

「5GBフリープラン
ここが、決定的にダメですね!
この「無料5ギガ」というキーワードが、「Google Photoでいいじゃん」「しょぼい」と非難されるところです。
新規サービスですから、まず、使ってもらうことが、大事
ネットで「無料5GB」が強調されると、誰も使わないで終わってしまいます。

高額な費用

5GBフリープラン
無料

25GBプラン
190円/月

50GBプラン
380円/月

100GBプラン
750円/月

以降50GB毎
+370円/月

100GBで750円/月というのは、例えば MicrosoftのOffice365の場合
最新のMicrosoft Officeが使えて、さらに1TB(テラバイト)のOne Driveが付いてきます。
One Driveというクラウドは、iPhone、Androidにアプリがあって、写真を自動でバックアップしてくれる機能もついています。
有料ですから、1600万画素の写真と1080p動画というものではなく、そのままのデータがアップロードされます。

これで1000円以下/月 Microsoft Officeも使えます。

PhotoBankで1テラバイトで計算すると
100GBプラン750円/月

以降50GB毎

750円/月 +(370円/月 X 18) = 7,410円/月

これは、Office365と比べても勝ち目がない。

それほど写真をアップしないよ

と言っても フィルム写真データや高解像度の写真データだとかなり巨大なデータ量となるでしょう
そうなると 1TBで7,410円/月は、かなり高額

クラウドなので安全に保管してくれるはずなので外部ハードディスクなどで保管するよりは、リスクがないことは事実

スマートフォン主体ならGoogle Photoで十分

写真を趣味にしている人ならば、それぐらいの出費は、大丈夫なのでしょうか?
スマートフォン主体の写真の場合、この費用は、メリットがありません。
Google Photoで十分です。

PhotoBank利点

フィルムのデータ変換サービス

フジフィルムですから、フィルムのデジタル化のノウハウは、かなり強みがあるはず。

写真データのノー圧縮
Google Photoと違って写真データは、カメラで撮影したデータをそのまま保管できる。

「Prints & Gifts」
ネットプリントサービスをクラウドから直接販売できる。

PhotoBank マーケットプレイス

来年(2020年)初頭と発表していますが、これが、一番大きな目標だと思います。

当社以外のさまざまな企業が各社の製品・サービスを提供し、ユーザーがそれらを購入できる「マーケットプレイス」を、2020年初頭にフォトバンク内にオープンする予定です。ユーザーの購買、閲覧履歴から製品・サービスを提案する一般的なインターネット通販サイトとは異なり、撮影シーンを解析する技術、撮影傾向を分析する技術、良い写真を選別する技術を組み合わせて開発した当社独自のAIが、ユーザーの大量の写真からその嗜好性や潜在ニーズを推測し、ユーザーに合った製品・サービスを提案します。例えば、かわいいお孫さんの写真をたくさん保管しているユーザーには、3世代で楽しめる旅行を提案したり、お孫さんが喜びそうな絵本を紹介するなど、ユーザーの興味関心に沿った製品・サービスを提案し、ユーザーは気に入ったものを購入することができます。

2019年2月26日
https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1397.html

「ユーザーの興味関心に沿った製品・サービスを提案し、ユーザーは気に入ったものを購入」
写真をAIで解析してユーザー毎に提供するという仕組みになると思います。

写真からという違いがあるけど、個人の嗜好に応じてとなると
Amazonや楽天、Yahoo!でもやっているんじゃないのかな?

写真ということで言えば、Instagramの広告となにか違いがあるのでしょうか?
Instagramは、SNSなので仕組みは、違うと思うけど、写真の傾向で広告表示をAIでやっているとしたら、あまり変わらない気もします。

あと問題なのは、アップロードした写真をAIで解析して嗜好や好みを分析、ユーザーに合った商品を紹介するというわけですが、それって企業に個人情報を渡していませんか?
そこが、心配です。

詳しくは、もう少し情報公開になってから再度ブログにしてみます。

勝算はあるか?

正直、今の仕様だと厳しい

Google Photoと何が違うの?
と言われてしまったオシマイな気がします。

無料5G
特に無料が5Gというのが、インパクトがなさすぎです。
「無料5G」というキーワードが一人歩きをして、「使えない」というレッテル貼られます。

マーケットプレイスのために写真が足りるのか?
まず、無料でどのぐらいの写真データを集められるかが、成功かどうかの分かれ道
Google Photoで十分な人は、わざわざこのサービスを使わないだろう。

大量に写真を集めるには、スマートフォンのユーザーを集めるしかないわけですが、そうなるとGoogle Photoという強大な壁の前に消えてしまうかも知れない。
写真が集まらなければ、マーケットプレイスの参加する企業もないし、サービスが崩壊します。

提案

IT小僧は、提案します。

カメラ趣味人特化サイト

これまで書いてきたようにスマートフォンの集客は望めない。
そこでフィルム時代から写真を撮ってきた人を中心にプロモーションをしたほうが良い。

カメラ趣味の人のために、無料100Gくらいのインパクトのある数字を出すことが重要

でもここにも強力なライバルがいます。

Adobe

Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom) with 1TB|12か月版|オンラインコード版
年間使用料
価格: ¥ 23,760
月換算 1,980円/月

Photoshop+Lightroomの利用クラウド1TB利用できます。

写真データを預けるだけで1TBで7,410円/月では、勝負にならない

まとめ

ここまでFUJIFILM PhotoBank(フォトバンク)について記載してきたのですが、どう考えても厳しいとしか言えない。

Google Photo
事実上 無料無制限

Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom)+
クラウド1TB
月換算 1,980円/月

FUJIFILM PhotoBank
1TBで7,410円/月

スマートフォンの写真は、Google Photo
カメラ好きは、Adobe Creative Cloud フォトプランが魅力的

さてこのサービスを使うユーザーってどんな人なんだろう?

ターゲットがまったくわからない!

・海外ブランドのクラウドが嫌いで、ファイルカメラユーザー?
・カメラを持っていて写真好きならば、Adobeだろうし、スマートフォンならば、Google Photoで十分すぎる。
・日本企業だから安心!と思っている人

もしかしたら、紹介ページにあるようなお年寄り向けのサービスなのでは?

https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1397.html

どうも、キャリアのスマートフォンに初期インストールされているようなサービスによくある
お年寄り向けのサービスになりそうな気がしています。
だとすれば、5GBで足りそうだしね
ターゲットは、そのあたりかも知れない。

それぐらいしか思いつかない。

IT小僧の想像以上の何かがあるのでしょうか?
すくなくてもこの発表だけでは、オススメできない。

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