IT小僧の時事放談

無くしたイノベーション(Innovation)を取り戻せるか? ダークなAppleを願う。

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「退屈だ」
2012年あたりからのAppleは、退屈の極みである。
iPhoneが、登場して12年、正常進化というか、タダのオマケを追加したというか、Androidの後追いをした発表が続く

あと数時間でAppleのIt’s show timeと呼ばれる発表会が開かれる。
事前情報は、サブスクリプションの動画サービスとニュースサービスと言われているけど、実際にはわからない。

でも、徹夜してまで観るべきものはないでしょう。

今回のIT小僧の時事放談は、
無くしたイノベーション(Innovation)を取り戻せるのか? ダークなAppleを願う。
と題して、「つまらない製品しか出てこないApple」が、再び世界を変えることができるのか?
について 元信者の目から考えてみよう。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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2019年3月25日(米国時間)

今朝のNHKニュースの今週の予定で
「Appleが動画サービスを発表」
などと書かれていた。

なんだかなぁ NHKでニュースになるぐらいなのでAppleも捨てたもんじゃないけど
「Appleが動画サービスを発表」
なんて出てしまうと、なんでNHK知ってるの?
なんて 思ってしまいます。

色あせた製品群

Appleの新生発表会も驚くことはなくなりました。

指紋認証のほうが100倍も使いやすいのに敢えて無くしたiPhoneは、逆の意味でAppleらしいと言えばらしいけど、たかが、顔認証で値段を釣り上げたiPhone Xシリーズ

Macintoshでは、USB Type-Cを出しながら、相変わらず、性能が悪く、コードが切れやすい、特殊な端子(Lightning)から離れられないiPhone

やたらめったらiPadの種類を多くしているApple

Macintoshは、プロユーザーを排除するかのように「ほったらかし」で動画編集は、ほとんどが、Windowsに変わってしまってもポリバケツのようなPCをPROとよんでいるApple

なんだろう、このつまらない会社

iPhoneで囲い込みが成功したので安心しきっているのであろうか?
ライバルたちは、ずっと先に行ってしまっているのに気がついていないのか?

全然いけてないデザインで大した音でもないイヤフォンを出し続けているのもなんなんだろう?

色あせた製品群と自慢話の発表会

最近のApple商品は、すでに中国メーカーの方が、デザイン、性能、低価格で販売されています。
リンゴのマークがあれば、

なんでも絶賛して拍手をしている姿を観るたびに白けたムードが流れてゆく。

「Google I/Oの方が、100倍も未来を魅せてくれる」



Siriが、アシスタントに進化
「美容院に電話をして人相手に普通の会話をしながら予約を取る」
とか
「使用者の行動を予測して、アドバイスをくれるとか」
だったら、「二番煎じだけど すげーーーー」と拍手をしよう。

おそらく、今日の発表会も冒頭で長々と

「こんだけ売れたんだぜ!」
とか
「こんなに収益が上がってる」
とか
「こんだけ使ってるぜ」

なんて自慢大会が始まると思う。
それは、ユーザーではなく株主向けということが気がついていない聴衆に向かってである。

イノベーションのジレンマ

WIREDにこんな記事が掲載されていた。

クレイトン・クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』は経営理論の古典的名著だが、「企業」という単語をすべて「アップル」に置き換えてこの本を再読すると、あることに気づく。
アップルは混乱と崩壊の危機に瀕しており、テクノロジーや消費者家電の世界における次の素晴らしいアイデアは、クパチーノの宇宙船からは誕生しないだろうという事実だ。
クリステンセンが提唱したイノヴェイションのジレンマは、ご存知のように、成功した企業がかなりの高確率で陥る罠についての話だ。市場のリーダーであるような大企業は巧みに経営されており、顧客に対する責任も忘れない。すべてが正しく行われているはずなのだが、それにも関わらず、彼らはイノヴェイションの波を見逃し、最終的には失敗するのだ。
アップルもご多分に漏れず、成功という罠にはまっている。ここで言う成功とは「iPhone」のことだ。
iPhoneがもたらした成功
優良企業の転落を引き起こす原則について考えてみよう。クリステンセンは失敗を招く“良い”経営とは、「最良の顧客の意見に耳を傾け、そのニーズに対応し、ハイリターンの見込めるイノヴェイションに投資を集中させる」ようなものだと書く。
WIRED
https://wired.jp/2019/03/21/ideas-molly-wood-apple/

これを読んでいて、2010年あたりのMicrosoftを思い出す。
当時、Microsoftもこんな感じであった。
退屈、代わり映えのしない製品群、なんの新技術も出てこない発表会

ところが、2014年にCEOが代わって一変した。
新しいハードウェア、サブスクリプションモデル、Holo Lens、WindowsにLinux搭載
LinuxにSQL Server、Git買収、超使える Visual Studio Codeも無料配布、そしてAI
ここ5年ぐらいで、最先端なオープン企業になった。
今やMicrosoftは、あのDLL地獄で面倒なOSを販売している企業ではない。

Googleは、今や世界最先端のAI企業である。

IBMは、経営に苦しみながらも「量子コンピューター」の実用化にすすんでいる。

でもこれらの企業も『イノベーションのジレンマ』を経験している。
そこを抜け出せたのは、トップの入れ替えである。

すべてがiPhoneのためにある

スティーブ・ジョブズは、技術者ではない。
彼は、スティーブ・ウォズニアックのようにハンダごても持たないし、プログラムも書かない。

でも、彼の頭の中には、未来があった。

iPodもiPhoneもめちゃくちゃカッコよかった。
僕たちは、彼の発表するものに未来をみることができた。

何度か、Appleは、沈みかけたけど そのたびに復活した。

今のCEOは、経営者としては、凄腕である。
彼のもとで Appleは、世界トップクラスの売上を持つ企業に成長した。
手堅く、冒険せず、すでにあるものをインスパイアしながらAppleの経済圏を確立した。

でも、何の未来も提示していない。

惰性のように毎年出てくるiPhoneは、退屈で代わり映えのしないものであった。
そして、iPhone以外の製品は、すべてiPhoneに絡んでいる製品である。

すべてがiPhoneありきで考えられている。
それは、経営としては、かなり有益で儲かりますが、ある意味、かなり危険な商売である。

動画サービス

発表されると思われる動画サービスですが、NetflixやAmazon Prime Videoには、勝てないと思う。
動画配信サービスは、どこもオリジナルなものを作るため大金を投じている。

Appleも作ると思うけれども「砂糖菓子」のような、甘く刺激のないものになるであろう。
エロの分野は、ご法度だし、暴力シーンもなく、クソつまんないタイトルが並ぶに違いない。
挑戦できなのが今のAppleだから仕方がない。

「子どもたちも安心して見られる退屈なドラマ」

だったら、早々に見捨てられるでしょう。

ダークで展開の早いドラマでなければ「大人は見ない」

神経質

iPhoneは、神経質になるぐらい「個人情報」と騒いでいる。
事あるごとにFacebookやGoogleを避難しているけど、それならなぜ
Facebookを排除しない。

非難するならApp Storeから排除すべきだ。

と個人的には思う。

すべては、儲かるからやっているのである。
企業としては正しいけど、つまらない。

原点に帰ろう

WIREDには、こう書かれていた。

スティーブ・ジョブズは生前、ピカソの「優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」という言葉をよく引用した。実際に彼が生み出したパソコン「Macintosh」のGUIデザインとマウスは、彼がゼロックスのパロアルト研究所で目にしたコンピューター「Alto」に大きな影響を受けている。「iPod」は既存のMP3プレーヤーを基に生まれたし、iPhoneはそれまでの不格好で性能も悪かったスマートフォンを改良したものだ。
WIRED
https://wired.jp/2019/03/21/ideas-molly-wood-apple/

そう原点に帰ろうではないか!
今こそ、Huaweiをパクる時期なのだ!

いや! とてつもなくダサいけど金持ちしか買えないAR/VRゴーグルを出そう
音楽の次は、これだ!

まとめ

Apple製品ならば、なんでも絶賛することは、簡単にできる。
そういうYouTuberも多い!

でも勇気をもって、「これじゃダメだろう」という大人がいなければ、何も発展しない。
嫌われるかもしれないけど、「批判無くして発展なし」である。

このまま、つまらないAppleが続くのか?
それとも劇的な変化が起こるのか?

もし、今夜、

漆黒のAirPodsが登場

したら、その兆しが見えるかも知れない。

ダークなAppleに期待したい。

そして、再び自分を振り向かせて欲しい
発表まであと数時間です。

発表をみての感想

結局Appleから出されたものは、事前にリークされていたものの範疇を越えなかった。
新しいテクノロジーどころか、すべて後追いばかり。

映像クリエイターの大物の名前が多数出てきたけれど、制作費がたったの20億ドル(約2200億円)、Netflixは、その6倍近い制作費を1年間で使っている。
カネを持っているんだからもっと豪華な資金を使えばいいのにと思えるけど
「ケチ」としか言いようがない。
所詮、iPhoneへの囲い込みの道具でしかない。

Netflixは、製作者に対して自由な裁量を与えている。
一方、Appleは、CEOが、セックスや暴力などを強く規制することだろう。
Appleからは、DEVILMANのやデアデビルのようなドラマは、絶対に出てこない。
「砂糖菓子のようなドラマばかりだろう」
退屈の極みだ!

Appleの世界は、進撃の巨人の壁の中の住人と同じである。
中にいれば、暖かくて、安らぎを得ることができるだろう。
しかし、壁の外側では、劇的な変化が生じていることに気が付かない。

期待したIT小僧は、馬鹿だった。

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