IT小僧の時事放談

WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)の誕生から30年 世界は、Webによってつながった。

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考える道具としてのMacintosh/HyperCard

HyperCardって知っていますか?
1987年 Apple Computer社のMacintoshに搭載されていたアプリケーション

モノクロのカード形式の画面に文字、画像、音を簡単なオペレーションで配置、ボタンを押すことによって
音を鳴らしたり、アニメーションしたり、録音していた声や効果音なども出せるようになっていました。
そして、ボタンやタイマー仕掛けで別のページに移動することができたのです。
これって なにかに似ていませんか?

今回のIT小僧の時事放談
WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)の誕生から30年 世界は、Webによってつながった。
と題して 2019年3月12日に30年を迎えたWWWについて
小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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原点は、HyperCard

World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ、略名:WWW)とは、インターネット上で提供されているハイパーテキストシステムである。Web、ウェブ、W3(ダブリュー スリー)とも呼ばれています。

今、このブログもWorld Wide Webなのです。
Webとよんだほうが、わかりやすいので、以後 Webと呼びます。

このWebは、今から30年細前に 欧州原子核研究機構(CERN)に提案してものが元となっています。
提案者は、イギリスの計算機科学者の
ティモシー・"ティム"・ジョン・バーナーズ=リー
(英語: Timothy "Tim" John Berners-Lee, 1955年6月8日 - )

彼は、「分散型ハイパーテキストシステム」というアイデアを思いつき
ロバート・カイリュー
(Robert Cailliau、1947年1月26日 - )
とともに

World Wide Web(WWW)を考案、HyperTexr(ハイパーテキスト)を実装・開発となりました。
彼らが構築した主なものは、4つ

  1. WebBrowser(ウェブブラウザー)
  2. WebServer(ウェブサーヴァー)
  3. HTML(HyperText Markup Language)(エイチティーエムエル)という言語
  4. HTTP(Hypertext Transfer Protocol)というプロトコル

この時点で現在のWebの基本が完成しています。

中央集権から分散型

今から30年前のコンピューターシステムは、大きな汎用機のようなコンピューターとそれにつながる端末で完結していました。

「情報システムは最初は規模が小さいが、やがて大きくなっていく」とバーナーズ=リーは記し、次のように続けた。「システムは最初はバラバラだが、やがてひとつに統合されていく。新しいシステムは中央集権でなく、何らかの調整がなくても、既存のシステムと互いにリンクしていくものでなくてはならない」
"ティム"・ジョン・バーナーズ=リー氏
WIREDより引用
https://wired.jp/2019/03/13/30-years-reports-webs-death-are-exaggerated/

「何らかの調整がなくても、既存のシステムと互いにリンクしていくものでなくてはならない」
これこそが、インターネットそのものです。

WebBrowser(ウェブブラウザー)

1993年
米国立スーパーコンピューター応用研究所(NCSA)からウェブブラウザー「NCSA Mosaic(モザイク)」というBrowserが登場

IT小僧が、最初に触ったのもNCSA Mosaicでした。

1994年当時日本では、インターネットプロバイダー元年でIT小僧は、IIJと契約しました。
まだ、ISDNもADSLもない時代で接続は、モデムを使用していました。
モデムは、当時最速のU.S.Robotics社の56kbit/s
※56kbit/sですよ! 今どきこんな低速なスピードではない。

  1. Macintosh(OS:漢字Talk7.5.X)にモデムを接続
  2. FreePPP(Point to Point Protocol)とTCP/IPのプログラムでプロバイダー(IIJ)にダイアルアップ接続
  3. NCSA Mosaicで海外のページをみて楽しんでいました。

英文の簡単なページばかりでしたが、内容より、世界中に簡単に接続できることに楽しんでいました。
それまでのパソコン通信とは、明らかに文化が違う。
始めてみたページは、NCSA Mosaicのページだと記憶しています。
このNCSA Mosaicは、その後、Netscapeと発展、1995年にJavaScript(プログラミング言語)が登場して一気に表現力が加速します。

ティムの憂鬱

ティム・ジョン・バーナーズ=リー氏は、最近のウェブサイトに幻滅を感じているようです。
「近ごろのウェブサイトは、開いた途端すぐに閉じたい気持ちになる。」
次々と開くポップアップやフェイクニュース、メールマガジン登録の催促するダイアログ
通知の許可を求められ、大量の広告が並ぶ
ウェブのページが重くなりデータ量が増大、そしてそれらを解決する新技術が登場するという状況になっています。

広告は、インターネットという社会を続けるインフラの代金だと思っています。
広告のやり過ぎは「鬱陶しいけど」広告主様が広告を出さなければインターネットは、崩壊するでしょう。

HyperCardよもう一度

冒頭で紹介した HyperCard というアプリケーションは、モノクロに限定されていました。
この無料でMacintoshに付属してきたアプリケーションを使って絵本、アドベンチャーゲーム、教材などが、販売されていました。

またHyperCardには、HyperTalkという言語も備わっていて細かい動作をさせることもできたのです。
作成者は、ビル・アトキンソン(Bill Atkinson,1951年 - )
IT小僧が、もっとも尊敬するスーパープログラマーです。

Apple Computerの上層部は、HyperCardを別売りで販売したいと考えましたが、彼は無償でMacintoshに載せることを訴えました。

簡単に操作できるHyperCardで多くのアーティストが誕生、コンピューターを専門家の手から開放して自ら動かすことを私達に教えてくれました。

このHyperCardからの発想でWebという形でインターネット上で爆発的に普及、そして今日まで発展しています。

しかし、HyperCardのような「誰でも簡単にクリエィティブな表現」をできるものは、まだ出てきません。

WWWも専門家の手の内だけで開発されていて「素人には手に負えない」状況です。
コンピューターやネットで自己表現するツールは、今後登場してほしい。

WWWで第2のHyperCardのようなプラットフォーム、誰か作ってみませんか?

「お前がつくれって!」

IT小僧は、オジサンだから無理です。

まとめ

30年前に開発された基本概念が、テクノロジーの進化で、世界中をリアルにつなぐことができるようになりました。

その創世記から現在までエンジニア端くれとして見続けられたのは、幸運としか言えません。
次の30年、IT小僧は、存在しないと思いますが、どんな世界になるか楽しみです。

素晴らしい時代の移り変わりに立ち会えてコンピュータ屋としてこれほど素晴らしいことはない。

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