IT小僧の時事放談

【事業転換】米アップルが、ネットサービス企業になる日? 「主力事業からの転換」ができない企業は、滅んでしまう。

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インターネットの発達、AI、規制による市場の縮小、ブームの終了
事業は、いろいろな外部の影響によって浮き沈みが発生します。

企業の事業転換は、非常に難しく、成功したのは、ごく僅か
主力の事業に陰りが出てきたとき、事業転換ができなければ企業は消え去る運命となります。

今回のIT小僧の時事放談は。
【事業転換】米アップルが、ネットサービス企業になる日? 「主力事業からの転換」ができない企業は、滅んでしまう。
と題してiPhoneが売れなくなったときにAppleは、どのみちを進むのか?
について、元Apple信者である自分が、ブログにまとめました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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カメラ業界

デジタルカメラの急速な普及で消え去ってしまった企業やブランドが多いのをご存知でしょうか?
「サクラカラー」(コニカミノルタ(旧コニカ))写真事業から撤退
ポラロイドは、ブランドのみとなってしましました。
その他、フィルムメーカー、カメラメーカーの撤退が続きました。

しかし、富士フィルムのように
写真フィルム事業によって培われた技術を様々な分野で応用、展開
医療用フィルム、それに液晶ディスプレに使う保護フィルム等
化粧品、サプリなど事業転換がで成功した代表的な企業と言えます。

カメラ産業は、ここ数十年で劇的な変化で街から写真屋さんが消えてしまいました。

出版業界

出版業界は、Amazonの出現で「店舗の多くが街から消えました」特に個人でやっているような小さな書店は、壊滅状態です。
紀伊國屋書店、芳林堂など大手の書店は、生き残れると思います。

Amazonの書籍販売は、強力で
「検索して本を探すことができて配達してくれる」というのは、時間がない人や本屋さんまで遠いところに住んでいる人にとってはありがたい。

さらにKindle(キンドル)という電子書籍ならば、ネットさえあれば
「待たずにすぐ読むことができる」
深夜でも朝でも天気が悪くても「すぐ読める」という利点は、かなり大きい。

さらに、Kindle Unlimitedという、月額¥980で読み放題になると、数冊読んだだけでしっかり元が取れます。
そして電子書籍だとかさばらないという利点があるのです。

Kindle Unlimited以下のリンクで内容を見ることができます。

しかし、Amazonでも見つからない書籍もあります。

それは、古い漫画です。

『おそ松くん』『三国志』お父さん世代に読んで欲しい。
古本屋に出向く前にここで確認しましょう。

そして『リングにかけろ』『アストロ球団』など古き良きジャンプ世代の大人におじさんは、涙モノの漫画を読むことができるのです。

フィニッシュブローが命! リングにかけろ

今から40年前 1970年代の少年ジャンプは、小学生の必須アイテムでした。 「集英社ビルが改装出来たのは『リンかけ』人気のおかげ」 という言い伝えがあるそうです! 伝説のボクシング漫画「リングにかけろ ...

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世界一ぶっとんだ野球漫画 アストロ球団

今から45年前 1970年代の少年ジャンプは、小学生の必須アイテムでした。 推定発行部数600万部という驚異的な数字をたたき出し、多くの伝説的漫画を残してきました。 その全盛期に光り輝いた伝説の漫画「 ...

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ビデオレンタル業界

ビデオレンタルもここ数十年の間に劇的な変化となりました。
まず、媒体が、ビデオテープからDVDと代わりました。
さらに言えば、アダルトも含めてネット配信が主流となり
ネット配信もダウンロードからサブスクリプション型ストリーミングに変わりました。

これも、ビデオレンタル店の多くが街から消えて、最大手のTUTAYAもスマートフォンの中古販売などを手がけるようになっていることからもわかるように「ビデオレンタル」は、衰退する事業となるでしょう。

また、ネット配信は、動画や音楽の
「ポイント購入でダウンロード販売」というガラ携時代の名残のような事業は、消滅するでしょう。
同じダウンロードでも「月額いくらの聴き放題」の一機能としての「ダウンロード機能」は、これからも残るでしょう。
※アダルトは、残るかも知れませんが・・・

遅かれ早かれ このような事業は、早くて数年以内に姿を消すと予想しています。

しかし、以下のサービスのように
「他では観ることのできないコンテンツ」
があれば、長くサービスは続くと思います。



いつでもどこでも観放題!演劇動画配信サービス「観劇三昧」

スマートフォン業界

日本でのスマートフォンは、iPhone一人勝ち状態です。

売上が落ちたとは言え、昨年のスマートフォン売上の上位は、ほとんどiPhoneになっています。
ただし、新型ではなく、一つ前のモデルのiPhone 8が売れています。

また、SIMフリーでは、2万円そこそこで実用十分な機能を持ったHuawei P20 liteが売れています。
Huaweiは、欧米の「いちゃもんに近い言いがかり※1」でバッシングですが、スマートフォンの完成度が高く、コストパフォーマンス抜群の機種です。

指紋認証を無くした高級版iPhoneは、10万円を超える値段で販売されていて、旧モデルとそれほど差がないためか、以前のように爆発的な売れ行きはありません。
さらに廉価版?である iPhone XRは、au,SoftBankが1万8千円と奇しくも同じ値段の値下げキャンペーンを行っています。
要は、在庫処分に入っているのでしょうか?

Googleから販売されている Pixel 3もSoftBankが1万8千円値引きキャンペーンを実施していて、こちらも9万円台という高額のため売れ行きが今ひとつなのかも知れません。

Xperiaも同様に売れ行きが鈍く、Xperiaの部門は、赤字状態で次世代モデルが売れないと「まじ なくなる」可能性も噂されています。

スマートフォンは、iPhoneならば売れるという時代は、終わり、Androidもハイスペックではなく中低価格版が売れています。

これもハイスペックだけを販売しているメーカーは、事業転換ではないですが、方針を変えないと消え去る運命です。

※1 Huaweiに関しては、現在のところ(2019年2月5日現在)怪しいという情報だけで確固たる証拠は何も出ていません。

売上が落ちたアップル

とは言え、何兆円も売上があるAppleがいますぐ
「どうのこうのする問題」ではないのですが、投資家というものは、「欲張りな人たち」らしく、売上が落ちたのが気にくわないと株価が大幅な下げとなった。

米アップルが1月29日に公表した2018年10~12月期決算は、成長回帰に向けた課題を浮き彫りにする内容だった。主力スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売減速を端末の単価上昇と音楽配信などサービス事業の拡大で補い、高い利益成長を維持するのがアップルの基本戦略だ。ところが前四半期では割高な価格が消費者離れを呼び、サービス事業の伸びも鈍った。台数減に歯止めがかかる兆しは見られず「アップル頼み」の電子部品メーカーに不振の波が広がっている。
日経新聞 2019年2月3日
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40827060S9A200C1K11000/

簡単に言えば
「iPhoneが売れなくなった」
「買い替えが減った」
ということです。

理由は、いろいろありますが、高くなりすぎた。
ということです。

日本でiPhoneが売れたのは、「0円販売」や「乗り換えキャッシュバック」というのが大きく
「iPhoneを買うとおカネをくれる(キャリア乗り換え時)」
という、今では信じられない時代があったからです。

その当時にiPhoneを購入した人は、その後もiPhoneの機種変更を行ったために日本のiPhone普及率が驚異的な数字になっているのです。

米アップルは、
「台数の落ち込みを値上げでカバーしようとしたんだけど、値段が上がったので敬遠される」
という最悪のシナリオになってしまったのです。

そこで米アップルは、サービス部門の充実で挽回しようとしています。

スティーブ・ジョブズは、もういないのだから、新しい世代の人が、新事業を立ち上げるしかないのです。

サービス重視

米アップルは、Apple Musicという音楽ストリーミングサービスが好調です。
最初、アップル製品だけに展開していましたが、AmazonのEchoシリーズなどにもサービスを展開させて
ライバルのSpotify(スポティファイ)に対抗しようとしています。

現在では、AndroidでもApple Musicのアプリがありますが、できが悪いままです。
つまり、iPhoneユーザーのみ快適ならばOKという意識が表れています。

ところが、そう言っていられない状況となっています。
iPhoneが売上の60%を占めるという異常な商売ですので、
「iPhoneコケればすべてコケる」
という状況からの脱却が必要です。

米アップルも脱iPhoneを目指していろいろと手を出していますが

「自動運転」に手を伸ばしていましたが、これは、終了
「Home Pod」というAIスピーカーを販売したけど売れず
「Apple Watch」という時計を販売したけれど、iPhoneの売れ行き補填までは売れていない。
「Apple pay」は、米国では、普及し始めましたが、他の国では、まだまだ

結局、iPhoneしか売れないという状況が続いているのです。

そこで、動画を売ろう! と対 Netflixとでも思ったのか
独自映画やドラマを作ろうとしています。
どうも米アップル製品だけでしか見られないようですが、おカネを持っているのでどんなものができるか楽しみです。

しかし、米アップルの規制が厳しいのでNetflixのようなオリジナルドラマは、できないだろうと思っています。

しかし、「暴力」「クスリ的なもの」「犯罪者が主役」「エロ」なものは
アップルの稟議上、不可能でしょう。
ディズニー映画のような「大人から子供まで楽しめる砂糖菓子のようなドラマ」では、視聴者は増えないでしょう。
そこをどうクリアーできるかが、アップルの動画サービスが成功するかにかかっています。

また、米アップル製品だけの提供となれば、視聴者の獲得は、更に厳しく

「多くのユーザーは、一本のドラマを見るためにわざわざiPhoneを買いません」

AndroidでもパソコンでもiPhoneと同じクオリティで提供しない限り成功は厳しいと思います。
米アップルが、そこをどうするか? 興味深いです。

「主力事業からの転換」ができない企業

IT業界では、ハードウェアを販売していた日本企業は、次々と敗北して撤退しました。
パソコンもスマートフォンも「ある程度のレベル」に到達したら値段競争となってしまうのです。
そうなると国産ではコストがかかって勝負できません。

格安SIM(MVNO)も比較的簡単に開業できるため「ものすごい数の会社(おそらく200を越えている)」がありますが、そのうち、どのぐらいの事業が黒字化しているのでしょうか?
MVNOは、値下げ競争に入っているので、これも淘汰されてゆくでしょう。
10社残ればいいかな? と予想しています。

QR決済も昨年から爆発的に増えています。

そもそも「お財布ケータイ」や「Suica」などFeliCaとよばれる決済方式で事足りているのに
「決済が面倒で遅れた技術」が増えるのか疑問です。

こちらもキャンペーンに100億かけるようなところ以外では、淘汰されるでしょう。

ガラ携のときに業績を伸ばした「ダウンロード販売主体配信会社」の未来は暗いです。
ストリーミング全盛の時代、数年先、同じ事業が続くかわかりません。

このように「主力事業からの転換」が急務な企業が増えてきました。

デジタルカメラの普及でフィルムメーカーや街の写真屋さんが消えたように
「主力事業からの転換」できなければ、数年後には消え去ることとなるでしょう。

生き残るところは、「数打てば当たる」というような形式で金鉱をみつけるか
もしくは、莫大な費用をかけて一気に広めるかしかないでしょう。

どちらにしろ「儲かっているうちに次の飯のタネ」を作るしかありません。

まとめ

米アップルが、iPhone頼りから脱却して ネットサービス企業として事業を伸ばすには、従来の「アップル製品の引きこもり戦略」だと成功は、望めないでしょう。

そして成功の秘訣は、アップル製品以外のデバイスでも快適に使えることが大事です。
そこまで米アップルが舵を切れるかどうか CEOの考え方次第
「Facebookに対して文句ばっかり言っている」ようでは、未来は暗い気がしてならないのです。

「主力事業からの転換」ができない企業は、滅びへの一直線
そうです、今、儲かっていても来年も儲かる保証はない時代へと突入してしまいました。

経営者には、厳しい時代になってきたようです。

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