IT小僧の時事放談

シェアリングエコノミーの時代 ルワンダに進出するフォルクスワーゲンの狙い

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世界の潮流は、確実にシェアする時代にに移ろうとしている。
「モノ」を所有する時代ではなく「モノ」を共有する社会に変わりつつあります。

そんなの昔からレンタカーとかあるけど、何が違うの?

そうなんです。
レンタカーとカーシェアでは、意味合いが全く違います。
なのにきちんと説明しているサイトが少ない。

そこで今回のT小僧の時事放談では、
シェアリングエコノミーの時代 ルワンダに進出するフォルクスワーゲンの狙い
と題して
シェアリングエコノミー(共有経済)について
小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。

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最後まで読んでいただければ幸いです。

レンタルとシェアリング

ここを上手に解説しているところがあまり見受けられなかったのでIT小僧流に説明します。

レンタル
1.業者から借りる。
2.貸出用の商品として使用

シェアリング
1.個人もしくは、共同購入者から借りる。
2.貸出用ではなく個人共同購入者間の使用

簡単に言えばこの2つです。
クルマで言えば
・〇〇レンタカーとして商売でやっているのがレンタル
・一台のクルマをみんなで使うのがシェアリング

専業業者が絡むとレンタル、個人個人の信頼で成り立つのがシェアリング
と言ってもいいでしょう。

説明は、これだけです。

このシェアリングがビジネスとして世界中で成長しています。
これが、シェアリングエコノミー(共有経済)と言います。

ルワンダに進出するフォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンという会社は、よくわからない
ドイツの企業で世界的にトップクラスの企業です。
・頑丈で乗員は、安全
・真っ直ぐに走るのが得意
・長く乗れる。
という印象を持っています。
よく壊れるという人がいますが、基本部分は、丈夫です。

このフォルクスワーゲン社が、アフリカのルワンダに工場を建てました。
アフリカ大陸の自動車産業では、南アフリカが有名で
トヨタ、日産、BMW、フォルクスワーゲン、フィアット、フォードなど
世界のトップカーメーカーが工場を所有しています。

なのに、同じアフリカのルワンダ共和国に工場を建設する意味があるのでしょうか?
もう少し、事情を見てゆきましょう

ルワンダ共和国

ルワンダ共和国(英:Republic of Rwanda)

東アフリカに位置する内陸国で、国土は緑の山岳地帯に覆われています。有名なヴォルカン国立公園はマウンテン ゴリラやゴールデン モンキーの生息地です。この公園には標高 4,507 m のカリシンビ山があるほか、森林に覆われた 4 つの火山が連なっています。南東部に位置するニュングェ国立公園には古代から残る山地性熱帯雨林があり、チンパンジーなどのさまざまな霊長類が生息しています。
首都:キガリ
人口:1192万 (2016年)
ウィキペディアより

人口が、1200万人足らずで自動車の登録台数は、約20万台、人口比 1.7%
※参考までに日本の自動車登録台数は、約8100万台、人口比 72.5%です。
(商用車もあるので個人所有の数字ではない)

また、ルワンダの平均年収が日本円で約160万円)であることを考えると200万近くするPoloの購入は、厳しいと思われます。
こう考えると、正直言ってあまり商売になりそうにないところで工場建設には何があるのでしょうか?
もう少し、調べてみましょう。

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フォルクスワーゲンの思惑は、カーシェアリング

フォルクスワーゲンは、ルワンダで年間5000台を製造、そのクルマをカーシェアリングやライドシェアリング事業に投入しようとしています。
アフリカでのクルマの所有率は、約4%前後、一方、スマートフォンの普及率は、75%を超えています。

ルワンダではカーシェアリングというものがありません。
またUBARのようなカーライドシェアリングも未上陸です。
この状況でクルマを販売するとしたらカーシェアリングというアイデアが出てくるのも納得です。

他が手を出していない地域に先に根付かせることができれば、シェアを握ることができる。
これは、商売の鉄則とも言えるでしょう。

アフリカの事情

クルマのシェアリングは、アフリカで広がろうとしています。
そもそも1台のクルマに見知らぬ人同士が大勢乗って移動するというのは、何度も見たことがあります。
これは、公共交通機関の発達が未発達なため移動はクルマがほとんどという状況から生じたもので、世界的にシェアリングがブームになるずっと前からシェアリングをしていたのです。

そんな状況でスマートフォンが普及
もともとあったシェアリング的な状況とスマートフォンの普及は、シェアリングがビジネスとして成り立つ基盤ができていたのです。
ところが、自動車の所有者と利用者とをつなぐサービスは、まだ普及していないと言われています。

先に挙げたアフリカにもともとあるシェアリングは、特定の場所に集まって、そこで出発を待つ必要がありました。
公共バスの自家用車版的なものです。

ライドシェアは乗ることをシェアする「移動のシェア」とも呼ばれるもので

どこどこに行くけど・・・行く人いますか?
どこどこに行きたいので相乗り頼みます。そのかわりお礼をします。

という感じで、相乗りそのものです。
ライドシェア=おカネをいただくヒッチハイク
⇒いわゆる 白タク的なもの

この部分が、まだ普及していないため、ビジネスチャンスがあるとフォルクスワーゲンは、考えているらしい。

ルワンダでフォルクスワーゲンは、すでに法人向けのカーシェアリングを実施していて
「クルマをもっていればドライヴァーとして登録して、この取り組みに参加することができます」
VWの南アフリカ事業の広報担当責任者マット・ジェンリッチ氏

ルワンダでの試みは、アフリカ各地に向けてビジネス展開をする試験的な意味合いがあるかも知れません。

日本では、どうなのか?

カーシェアリングや、ライドシェアが普及すると、クルマが売れなくなるので普及はないでしょう。

と思っています。

特にライドシェアは、この先も許可はなさそうです。
クルマの場合、事故などの責任問題、タクシー業界、車検の減少、自動車産業の影響もあることを考えると

この国(お役所)では、絶対に許可されないでしょう。

ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は19日(2018/07/19)の東京都内での講演で、
「日本は(自家用車を用いた相乗りなどの)ライドシェアを法律で禁じている。こんなばかな国はない」
と述べました。

白タクという悪いイメージを日本人に植え付けたため、ライドシェアも「悪いイメージ」を持つ人がいるため普及するのは、かなり厳しいかも知れません。

これも「ガラパゴス化」とも言えると思っています。

まとめ

世界的な、シェアリングという流れは、止められません。

クルマに限って言えば
車検、税金、駐車場という費用をかけてまでクルマを所有する意味合いは減っています。

もはやクルマは、ステータスではないのです。

都会の場合、交通機関が発達しているので必要性を感じません。
若い人の収入が減り続けているのに
「クルマ離れ」
なんていう大人たちは、未だに大きな間違いに気がついていないのです。
「クルマを持つ意味がなくなった」
「そんなおカネのかかるものは必要がない」
というところだと思います。
クルマが必要ならばという人は、比較的安価に保持できる軽自動車に流れます。

電気自動車、自動運転、ガソリン車の廃止、カーシェアリング 自動車産業はここ10年で大きく変わることでしょう。

そして
アフリカで新しい試みをするフォルクスワーゲン社のシェアリングは、成功するのでしょうか?

新しい展開がありましたらブログ内で報告いたします。

参考記事
VWがルワンダに新工場、その狙いはクルマを「売る」ためではない
wired

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