IT小僧の時事放談

心臓をつくれ ノヴォハート社(Novoheart)の試み 製薬会社臨床実験中

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SFには、人工心臓の話が、出てきます。
ロボットではなく人工心臓となると「スタートレック TNG」 140話「運命の別れ道」で登場します。
ピカード艦長が、実は若気の至りで心臓を失い、人工心臓になったため運命が変わるという話です。
Star Trek: The Next Generation, Complete Seasons 1-7

今回のIT小僧の時事放談は、
心臓をつくれ ノヴォハート社の試み 製薬会社試験中
と題して ここまできているのか?バイオテクノロジーについて
小難しい話をできるだけわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

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製薬会社の臨床実験

薬が世に出るまでおカネと時間がかかるらしいです。

製薬会社は新薬を開発して市場に投入するまでに、通常は数十億ドルの費用と10年の期間を費やす。
多額の費用をかけた臨床試験の過程で有害な副作用が見つかり、開発が頓挫することも少なくない。
なかでも心臓は、新薬を開発するのが最も難しい。このため製薬会社は、できるだけ早く心臓に関する問題点を見つけ出す方法を模索している。
WIREAD
https://wired.jp/2018/07/18/mini-hearts-save-lives/

新薬の開発におカネがかかることは知っていましたが、これほどまで多くの費用と時間がかかるとは、知らなかった。
ということは、
現在、画期的な新薬の臨床実験が、製薬会社で行われいる最中という可能性もあるわけですね。

ところで心臓の臨床実験ってどうするのかな?
動物実験だと思いますが、最終的には、人間を使うわけですよね。

1.新薬ができた。
さぁ実験だ
2.とその前に
コンピュータでシミュレーション
3.次は、ブタさんで
問題ないぞ!成功
4.次に人間で
おや? 心臓が停止・・・

なんで、ブタさんで成功したのに人間だとダメなんだろう?

5.最初からやりなおし
2に戻る

⇒ ちょっとまて
試験に使った人間が死んでるぞ

洒落にならないですね。

これは、オーバーな話として人間への臨床実験は、慎重かつ時間がかかりそうです。
ましてや、心臓の薬となると生死にかかわりそうです。

ノヴォハート社(Novoheart)

香港にあるノヴォハート社(Novoheart)は、この心臓の臨床実験のため
人工的に心臓をつくっています。

3次元的に試験管内でつくられた人間の心臓、オルガノイド作成
写真を見てください。

糖分と塩分のある温かい赤い培養液の中で豆粒のようなものが
3次元的に試験管内でつくられた人間の心臓です。

こんな小さくても構造的には、心臓で中は、中空になっています。
人間と全く同じように心室が4つではなく1つですが、人間の細胞から培養して心拍を打つようになっているので
臨床実験に使えるそうです。

作り方は、粘土細工

1.心細胞を培養しシート状の細胞を作成
2.回転楕円体(スフェロイド)に細胞を押し込む
3.心臓組織に見られる種々の細胞に成長
4.シート状の細胞を接着、凝集して合板のようなシートを作成
しかし、このままでは、心臓のポンプのようなものはできない。
ただのシート状で収縮する細胞で終わってしまう。

そこでノヴォハート社(Novoheart)では、
1.遺伝子操作した数百万の心臓細胞を型に流し込む
2.皮膚の修復を助ける皮膚線維芽細胞をひとつまみ加える。
するとゼリー状の細胞が、真ん中に空洞がある心臓が完成。

ううんと

料理でもつくっているような描写だな・・・

文字にすると数行なのですが、本当は、凄いテクノロジーなんだろうと素人は想像する。

よぞーくみると動いています。
wiredより
https://wired.jp/2018/07/18/mini-hearts-save-lives/

本物の心臓に近い反応

できあがった粘土細工の心臓を糖分と塩分のある温かい赤い培養液に入れて
電気ショックを当てると
ドクドクと心臓の動きを始めます。

でも本物の心臓ではないんですけど?

製薬会社とすれば
「医薬品の毒性試験に利用できる」
可能性があると考える。

実験

遺伝性の神経筋疾患(フリードライヒ失調症)の患者さんの細胞からミニ心臓をつくり
電気的、機械的な機能不全を再現をファイザー製薬と共同実験を行った。

つまり、実際の病気にかかっている心臓細胞からミニ心臓をつくることができれば、医薬品の開発ができる。

ということです。

ここからなにができるかというと
1.動物での実験は、必要がなくなり、より本物に近いミニ心臓で試験ができる。
2.コンピュータによるシミュレーション評価では、想定できない事象を検証できる。
そしてもっとも大きなことは、
3.人体への臨床実験で事故を減らすことができるはず

まとめ

バイオテクノロジーの世界は、自分が想像していた以上に進んでいるようで、そのうちに自分の細胞で臓器を作れるのではないかと思ってしまいます。
日本でも人工に培養した心臓の細胞で臨床実験に入るとニュースで見た記憶があります。

実際のテクノロジーは、予想より進んでいて、知られないところでは、かなり凄いことになっているんじゃないのか?
と妄想してしまいます。

AI、ロボット工学、培養した皮膚組織
こ これは、・・・

未来は、すぐそこに来ているかも知れません。
そうなったとき、彼らの人格をどうするか?
社会倫理も変わってくる可能性があります。

AIとの共生は、このコミックが一番リアルなので
機会があったら読んでみてください。

このコミックが、ただのコミックではないことは、このようなビジネス書がでていることからもわかります。

最近新シリーズが開始されました。
攻殻機動隊の作者の方との対談も載っています。

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