IT小僧の時事放談

オラクル社(Oracle)から Java SEの値段が発表されました。 お値段は、毎月2.5ドル

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今までは自由に出入りできていた公園ですが、次回から2.5ドルの料金がかかります。
清掃もあるだろうし、公園内の庭木の手入れもある。
遊具なども手入れしないと事故になるかも知れないので致し方ない。

そうなんです。
無料のものなどないのです。
誰かが負担しなければなりません。

今回の「IT小僧の時事放談」は、
「オラクル社(Oracle)から Java SEの値段が発表されました。 お値段は、毎月2.5ドル」
と題して
「開発環境の有料化」
について考えてみました。

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今回も小難しい話をできる限りわかりやすく解説しながらブログにしました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

開発環境は有料が当たり前?

1988年ごろ、COBOL中心の会社からUNIX、Windows中心の会社へと転職しました。
※会社は、汎用機中心でしたが、自分は、希望してUNIX、Windows、組込チップ開発の企業で仕事していました。

そこで使っていた開発環境は、Lattice Cというコンパイラでした。
コンパイラについての説明は、過去のブログを読んでいたらけたら簡単に書いてあるのでよろしくお願いします。

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Lattice Cのは、個人用ライセンスで20,000円ぐらいでしたが、商用ライセンスは、個人では、手が出せない値段でした。

やがてMicrosoftが、MS-Cというコンパイラを発売、先行していたLattice Cを追い抜きいつの間にか定番になります。
また、Windows系の開発環境として、Borland社のTurbo Pascal、Delphiなどが流行りましたが、最終的には、Visual C/C++/BASIC/C#とMicrosoft社製品が中心なりました。

Windowsの開発環境は有料が当たり前の時代があったのです。
一方、UNIX系は、開発環境が無料でした。

最近は、MicrosoftのVisual Studio(統合開発環境)は、Communityというライセンス形態ならば無料で使用することができるようになりました。

Javaに関しては、開発セットというべきものは、これまで無料でした。
Javaの生い立ちが、UNIX系ということも関係しているのだと思います。

Javaで開発するために必要なもの

Javaで開発するには、開発ターゲットによって3つのシリースがあります。

Java SE,Java EE,Java MEです。

それぞれ
Java SE(Java Standard Edition)
・基本(標準)パッケージ
Java EE(Java Enterprise Edition)
・企業、サーバ要パッケージ
Java ME(Java Micro Edition)
・家電、携帯電話など組込み用パッケージ
とわかれています。

また、通常のパソコンには、
JRE(Java Runtime Environment)というものがインストールされています。
これは、Javaを動作させる必要最低限のものをまとめたものです。

一方、開発者は。
JDK(Java Development Environment)といわれるものが必要になります。

有償になったもの Java SE Subscription

今回、オラクル社(Oracle)が発表したものは、

Java SE(Java Standard Edition)
に該当するもので
Java SE Subscriptionと名称が変わります。

パソコンなどの端末が、
月額 1ユーザー 2.5$(1~999ユーザーの場合)
サーバ/クラウドが
月額 1CPU 25$(1~999ユーザーの場合)
となります。

標準の契約期間は1年で、2年および3年の条件あり、また、ボリュームディスカウントもあるそうです。
一般のユーザーは、開発をしないため、費用は発生しないはずです。

なぁんだ、思ったより安いよね
でもよぉく考えて下さい。
Javaのシステムがある限り、永遠におカネを払い続けなくてはなりません。

AndroidのアプリもJavaで書かれることが多いのですが、こちらは、OpenJDK (Open Java Development Kit) という無償版の開発環境なので費用はかかりません。

Java Standard Editionのサポート及び価格については、以下のリンク先に公式に発表されています。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javaseproducts/javasesubscription-data-sheet-4891969.pdf

影響

オラクル社(Oracle)のJava SEを使っているシステムは、これから費用がかかります。
お金持ちの企業は、よいのですが、これを機にJavaの代わりを考えるかも知れません。

今は、月額1ユーザー 2.5$、1CPU 25$ですが、いつ値上げをするかオラクル社のさじ加減です。

オラクルのデータベースは、高機能ですが、値段も保守料も高価、しかも保守料が年々値上がりするので困っているユーザーもいることも事実です。
保守料を止めたら、そこでセキュリティ関連のバージョンアップなくなるし、バグがあっても報告もありません。

費用がかかるので、Javaのバージョンアップをここで止めてしまうという考えもありますが、セキュリティの面でお勧めしません。
悪意のあるハッカーでしたら、旧バージョンのセキュリティの甘さをついてくるはずです。

有償のORACLE Javaではなく、無償の OpenJDKを使う企業が増えるかも知れません。
しかし、オラクル社がサポートというブランド信仰がある企業は、有償になってもお金を払い続けるでしょう。
と言っても、いままで無償のものが有料になるわけですから、離れる企業も出てくると思われます。

まとめ

Javaは、無料で使えるというところで普及したのですが、無料版があるとは言え、有償版が出てくるというのは、少なからず Javaユーザーの減少が発生すると思われます。

Javaの有償化については、過去にブログにしましたので合わせて読んでいただけたらと思います。

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