IT小僧の時事放談

溶ける前に観測してしまえ! 太陽探査衛星 パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)

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自分が生まれる少し前「鉄腕アトム」というアニメが放送されていました。
アトムと呼ばれるロボットが、「ロボットと人間の間で葛藤する」ことをテーマに手塚治虫氏が描いたものですが、その最終回
「アトムが、地球を救うために太陽に突っ込む」
というエンディングでした。
鉄腕アトム Complete BOX 1 [DVD]
当時の子どもたち(60歳以上ですが)は涙したに違いないと思います。

今回の「IT小僧の時事放談」は。
「溶ける前に観測してしまえ! 太陽探査衛星 パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)」
と題して
「火星の次は、太陽? その裏になにかある?」
と勝手に妄想します。

今回も「小難しい話」を「よりわかりやすく」解説しながらブログにしました。
最後まで読んでいただけると幸いです。

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木星、火星そして次のターゲットは?

最近、NASAは、惑星探査にご熱心で木星、火星と探査衛星を複数派遣しました。

木星探査については、
「木星の衛星に「生物」がいるんじゃないか?」
を中心にに探査していたと思われます。

火星探査は、
「生物がいることを確認して、実際に人が住めるかどうか?」
というわけで、ビルを建築する前に行う地質調査衛星を向かわせています。

NASAの火星探査機 InSight(インサイト) 舐めてはいけません。

こんなニュースが流れてきました。 「純国産アーチェリー開発 下町ボブスレーの敵討ちだ - 東京五輪」 ボブスレーで恥を晒したのに「まだ懲りないのか?」 検査も通過できず、競技にも参加できていないのに「 ...

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火星移住は、イーロン・マスクがすでに発表しているし、それに呼応するかのようにNASAが、火星にご熱心になっています。

そして、ついに太陽に向かって出発しました。

パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)
は、太陽に超接近、「太陽フレア」について調査をする予定になっています。

太陽は、熱いやつ

太陽は、熱いです。

「太陽の温度は、26℃」とか
「大陸や、海が広がっている」とか
「人が住んでいる」とか
世の中には、「都市伝説」っぽく語って中有目されたい人が多いのですが、みなさん、そんな「バカ話」には、お付き合いしないで下さい。
太陽表面付近は、約6000℃で、コロナが約180万℃であると推測されています。
コロナというのは、太陽の表面でギラギラしているもので皆既日食のときに

周りにみえる「モヤモヤ」したものです。
表面が、約6000℃で周りが約180万℃って? 矛盾してますよね
実は、このあたりもよくわかっていないのです。

鉄腕アトムですら近づいたら消滅してしまうぐらいですから
調査機器など持っていけるわけがないのです。

溶ける前に観測してしまえ

太陽探査衛星 パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)は、
太陽の表面から約640万kmにあるコロナを通過させる計画ですが、先に述べたように約180万℃ってめちゃくちゃ熱いので溶けてしまいます。
そこで、厚さ約11.4cmの炭素繊維強化炭素複合材料でつくられた耐熱シールドで全体を覆います。
約1,371℃の高温に耐えられるはず!

太陽風の角度とプラズマエネルギーを測定する約20cmの観測機器は、シール ドの下だと観測できないため2,470℃まで溶けない「ニオブ」で造られています。
※ニオブは、主に鉄鋼に利用されますが価格は銅の7倍という希少金属

でも、2,470℃じゃ約180万℃の熱には耐えられないでしょ

そこでNASAが考えたのは、
「溶ける前に観測してしまえ」
と超高速でコロナを突っ切るという計画です。

この衛星、太陽の表面から約640万kmの地点を時速72万4,000kmというスピードで通過させる計画です。

72万4,000kmってどのぐらいかというと地球を一時間で18と1/2周できるスピードです。
? よくわからないな?
で計算タイム
724000Km=724000000m
724000000m / 3600秒

1秒間に約201Km進む計算です。
東京駅から200kmは。東海道線だと静岡県藤枝市の距離を1秒で進む。
あれ? 意外と遅い?かも

光のスピードが約30万Km/sとすると201Km/sは、光からすると止まって見える状態だと思いますが、人類が未だに体験していないスピードには、違いありません。

どうやって加速するの

パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)を金星に向かって飛ばして金星の引力で加速、

1.衛星に紐を付けてぐるぐるとぶん回します。
2.スピードが付いたところで紐を離します。
3.放たれた石?(衛星)は、すごいスピードで太陽にまっしぐら・・・

宍戸梅軒が、宮本武蔵との決闘で使った鎖鎌わかりますか?
鎖鎌の分銅をぶん回して 武蔵に向かって投げるようなもの
といえば、おわかりでしょうか?

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スーパーフレア

ここにきて、なぜ太陽観測を始めるのでしょうか?
映画、「ノウイング」ってご存知ですか?
ノウイング [Blu-ray]
予告編では、めちゃくちゃ面白そうで観に行ったのですが、途中までおもしろかったのですが、ラスト5分
「えええ それで解決!ですか?」
という映画でした。

人類滅亡の原因は、太陽フレアでした。
太陽フレアというのは、太陽表面での爆発現象です。
その太陽フレアによって発生する電磁波等の影響が地球に大規模な災害が起こるとか言われています。

太陽フレア自体は、毎日のように発生していますが、小規模ならば影響はほとんどありません。
問題は、「スーパーフレア」という超巨大爆発なのですが、太陽は、数千年に渡って一度も「スーパーフレア」を起こしていません。
「木星が、水星の内側にでも入らない限り、スーパーフレアーを起こすことはなさそうだ」

学者先生の話では、ものすごい磁場のねじれ現象がない限り、おこらないと推測しています。

なぁんだ! 大丈夫じゃないか?

なぜ 太陽観測

京都大学などの研究者らによる研究チームが、2014年3月19~22日に行われた日本天文学会2014年春期年会において、太陽型の恒星が、これまで人類が観測したことのある太陽における最大級の爆発現象である「フレア」の100~1000倍の超絶的なエネルギーを解放する「スーパーフレア」を起こす可能性があることを発見したと報告した。
https://news.mynavi.jp/article/20140407-a196/

おいおい! 話がちがうではないか?

人類は、ここ50年で驚異的な技術進歩を遂げました。
コンピュータの進歩とともにテクノロジーが加速度的に進歩してきました。
一方、高密度化したコンピュータのCPUと呼ばれる中央演算装置は、電磁波などの影響を受けやすいと言われています。

「旅客機でスマートフォンや電子機器使わないでね」
というやつです。
今の飛行機は、空飛ぶコンピュータとも言えるハイテク飛行機なのでスマートフォンのような電波を出すものに影響を受けやすいためです。
※今は、Wi-Fiなら使える飛行機が増えてきました。

高度に発達したコンピュータ社会、どこかのコンピュータにトラブルが発生した場合、大きな社会問題になる可能性もあります。
それらの対策のために「まだよくわかっていない、太陽フレア」の観測を始めようとしているのではないでしょうか?
まさか、「スーパーフレア」の予測をしている研究者がいるとは、思えないのですが。

まとめ

探査衛星のスピードアップで衛星が熱による被害を最小限に留めるという発想は、誰が考えたのでしょうか?
溶け切る前に観測をしてしまえ!
米国的と言うか、日本では絶対に出てこない発想だと思います。
日本だと、厳重に熱対策をするためにテクノロジーを開発するはずです。

パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)
無事に太陽の観測ができるのを楽しみにしております。

NASA:パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)

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