IT小僧の時事放談

ID野球から ITベースボール プロ野球のIT格差について

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プロ野球が開幕しました。
子供の頃から父親がプロ野球を観ない家に育ったので、野球とは縁がない子供時代でした。
子供の頃の体験は、重用でその後の人生に関わってくると言いますが、今でも
プロ野球にあまり興味がありません。

自分が子供の頃は、野球漫画が全盛期で「巨人の星」「侍ジャイアンツ」、「ドカベン」を観て育ちました。
プロ野球は、興味ありませんでしたが、野球漫画は大好きでよく読んでいたしTVで観ていました。

今回の
「IT小僧の時事放談」
では、
「ID野球から AIベースボール プロ野球IT格差について」
と題して
「IT野球を例にとってデータと分析」
について考えてみました。

今回も小難しい話をできるだけ簡単に解説しながらブログにしました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

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優勝する球団とは?

ソフトバンクの成績は、2008~2017年で優勝回数は5回、つまり2年に1回の頻度で優勝しています。
実に安定した成績となります。

球団がお金持ちで
「よい選手を集められる」

たしかにそうでしょう
でも
でもお金持ちならば、あの球団が毎年優勝していますよね!

オーナーが野球好き
これは、成績にあまり関係ないかな?
いいえ、「孫正義氏は、野球好きなのですが、現場はプロに任せて口を挟まない」
どこかの球団のように「オーナーが現場介入したり」「現役引退選手が現場介入したり」
なかなか できるようでできないことです。

データ分析をやっている。
今回のテーマは、ここです。

優れた選手をカネで集める。
努力と根性
経験と勘

だけでは、1試合では、勝てても長丁場のペナントレースでは、勝てません。

それは、なぜか?

野球がスーパースターでは、成り立たない、総合力が必要なゲームだからです。

ID野球

ヤクルトの野村監督が提唱したID野球をご存知ですか?
なんとなく「データを使った野球」ぐらいしかないと思いますが、正確には
「Important Data」つまり「データ重視」の野球です。

1990年代にこの考え方を持ってきた野村克也氏は、野球に革命をもたらしました。
当時は、気軽に使えるコンピュータなどありませんから、スコアラーと呼ばれる人が、対戦相手の情報を調べ上げてそれを利用して野球を行いました。
具体的には、対戦投手の配給パターン、打者の得意なコース、苦手なコースなどをあぶりだして、対応するということが、主な目的でした。

つめり「経験と勘」でやってきた野球をデータ化したわけです。
捕手という「試合のすべてをみることができる ただ一人のポジション」だったことが経験で生きていると思いますが、他の捕手より「頭を使った野球」をしてきたわけです。

万年最下位とよばれた球団を優勝まで持ってゆきました。
阪神時代に成績が良くなかったのは、上層部の現場介入だと思っています。

IT野球

昨年のセリーグの優勝は、横浜DeNAでした、
2011年、IT企業が、4年連続最下位の横浜ベイスターズを買収しました。
まず、観客の数を増やすことに成功
2016年に、年間観客動員は約194万人、稼働率が9割 達成

そして
2017年には19年ぶりの日本シリーズ出場まではたすことに成功した。

その躍進の影にITが大きく貢献していました。

トラックマン

プロ野球の球場でバックネット裏の観客席から見える場所に、縦横1メートル程度の薄型テレビのような黒い機器が据えられています。
この黒い機器、通称「トラックマン」と呼ばれ、投球、打球の軌道や回転数を測定しています。
さらに、投球時のリリースポイントやボールの回転軸の傾き、打球の速度や角度、飛距離も測って数値化することができています。
このシステム、軍事レーダーの応用で「弾道追尾システム」から開発されています。
野球に軍事レーダーシステム。こういう平和的利用は大歓迎です。

DeNAは、2015年にこのシステムを導入
1軍の投手には登板ごとに、野手には要望に応じてトラックマンのデータを提供されている。

2015年に導入したDeNAは、1軍の投手には登板ごとに、野手には要望に応じてトラックマンのデータを提供している。

2017年には、本拠地の横浜スタジアムに仮想現実(VR)の打撃練習システム「iCube」を導入、トラックマンで集めたデータで他球団の投手の投球を3D映像で忠実に再現、打者が対戦のイメージをつかむために役立てています。

ロッテも2018年1月にデータ分析の専門家「データアナリスト」を採用し、優勝を目指しています。

セイバーメトリクス

米国、大リーグでは、2000年ごろから「セイバーメトリクス」を導入

セイバーメトリクスとは、
「セイバーメトリクス」とは、「米国野球学会」の頭文字SABRとMetrics(指標)を組み合わせた造語で、
「野球においてデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法」
要は、ビッグデータの分析です。

映画「マネー・ボール」
原題:Moneyball: The Art of Winning An Unfair Game
「マネーボール:不公平なゲームに勝利する技術」
ア・リーグ西地区のアスレチックスは2002年、セイバーメトリクスを駆使して埋もれた有望な選手を低い年俸で集め、地区優勝を果たしたこと実話から映画化がされています。

日本は、10年以上ほど遅れてやっと導入されたということになります。


セイバーメトリクスについて詳しく知りたい方にオススメする本です。

ソフトバンクも導入済み

ソフトバンクもすでにトラックマンを使ってデータを分析、相手だけではなく、見方チームの投手個人のデータを分析して選手個人の調子を分析し、調整に役立てています。
良かった時のデータ、調子の悪くなった時のデータを解析、不調の原因を調べて、良い状態に戻す。
すでに勘と経験ではなく、データ分析による野球に変わっています。

さらに、「iPad」やスマートフォンの「iPhone」を配り、専用のアプリケーションでトラックマンが取得したデータを確認できる仕組みを導入
試合中の動画を組み合わせ、投手が自分自身の投球を分析、打者は、対戦相手を研究している。
もちろん、勘とか経験を重要視する選手もいると思いますが、客観的に分析できるシステムを持っていることは、かなり強力です。

ソフトバンクの面白いところは、「選手にデータ分析を使った方法」を強要していないというところです。
「感覚」を大事にしている選手に対して無理強いさせない方針だそうです。

IT先進球団

今回は、ソフトバンクと横浜DaNAを取り上げましたが、楽天も日本ハムも同じようなシステムを使っていると思われます。

こうした「IT先進球団」と「お金で選手を集めるだけの球団」では、どっちが、強いのかどうかわかりませんが、昨年の結果だけみれば差が出てきています。

短期決戦ではなく、長期のペナントレースを勝ち抜くには、戦略、監督を中心とした試合での采配、選手の絶え間ない努力、研究もあると思います。
そこにITの活用をプラスして「IT先進球団」は、勝負をしています。

まとめ

米国大リーグではじまった、データ野球、

これらのシステムを持つ球団と持たない球団の戦いがはじめります。
はたして、どちらが勝つのか? わかりません。

野村監督が、トラックマンのデータを使ったら、どんな野球をしたのか?
想像するだけでも楽しそうです。
もしかしたら AIも投入して ID ⇒ IT ⇒ AI野球へと進化させたかも知れません。

いや?ソフトバンクあたりは、すでにAI野球を始めているかも知れません。

むむむ! 野球が楽しくなってきました。
野球に興味がなかったのですが、IT野球は面白そう。
ビール片手に観にゆこうかな
でもなぁ プロ野球独自の「うるさい カネ太鼓の応援」は、いらないわ!

大リーグのように野球自体を楽しむようにならないのかな

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