IT小僧の時事放談

最新のXperiaは、時代遅れのスマートフォンなのか?

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端末代分離は、決定

総務省は17日、携帯電話料金の引き下げを議論する有識者会議を開き、端末購入代金と毎月の通信料金を完全に分離する「分離プラン」を事業者に義務付けるなどの緊急提言をとりまとめた。3月にも電気通信事業法の改正案を通常国会に提出し、早ければ夏にも分離プランを義務づける方針。販売代理店には届け出制を導入し、不適切な行為があった場合に業務改善命令を出せるようにする。
(産経新聞)

端末が「実質半額」という時代は、終わりを告げようとしている。
10万円を越える、高価な端末だと本当にXperiaは、終わってしまいます。

5万円前後のSIMフリーのXperiaは、必要だと思います。
FeliCa(おサイフケータイ)付きで出すことができれば、「国産端末がいい」という人に売れるかも知れない。

と思っていたら、docomoから登場

Xperia Ace SO-02L (docomo)

サイト
https://www.nttdocomo.co.jp/product/smart_phone/so02l/

SHARP AQUOS sense2の対抗だと思いますが、SIMフリーであと1万円下がっていたら、かなり売れるんだろうけど
docomoだけだと厳しい

971億円の赤字と650万台

SONYは2019年3月期(2018年4月~2019年3月)連結決算を発表しました。

SONYのグループ全体としては売上高8兆6657億円で、2年連続最高益を更新
PS4を擁するゲーム&ネットワークサービスの売上高と営業利益が好調

一方
ソニーモバイルの営業利益は、前年度の276億円赤字からさらに695億円拡大し、
971億円の赤字
中南米(ラテンアメリカ)・中近東などの海外地域から撤退を完了

Xperia 販売台数

年度Q1Q2Q3Q4通期(合計)
2015720万台670万台760万台340万台2490万台
2016310万台350万台510万台290万台1460万台
2017340万台340万台400万台270万台1350万台
2018200万台160万台180万台110万台650万台


2018年の販売台数は、650万台
2015年の2Qだけの台数にも届いていない。

 

ハイエンド機種だけでは、売れないし、今後ますます、ミドルスペックが重要になりそうです。
また、欧州では、Xperia L3が、評判を呼んでいるという情報もあります。

もし、国内でもXperia 1だけしか取り扱わないとしたら、台数的に厳しい数字が並びそうです。

経営方針説明会

経営方針説明会
ソニーは 2019年5月21日 日、経営方針説明会を開催。2020 年度(FY 2020) までの中長期戦略に関する詳細が発表

2 ヶ月前に不採算部門であるモバイル事業を吸収した現「エレクトロニクツ・プロダクツ & ソリューション」(以下 IP&S) は 2017年度対比で 50 % の人員削減や経費削減でで黒字化を目指す。

注力する地域
日本、ヨーロッパ、台湾、香港が「フォーカス・リージョン」としてリストアップ

撤退地域
Xperia 事業はカナダ、メキシコ、南アメリカ、インド、中東、オーストラリアなど広い範囲から撤退

Xperia 1が発売前ですが、同価格帯でのスペック的に厳しく、発売までの時間がかかり過ぎ
発表すぐ発売にならないと

ファーウェイショックで少しは追い風があるかも知れない。

問題は、売りのカメラ次第、約半額で単眼カメラのPixel 3aレベルを超えないと厳しい。
そして、SHARP AQUOS sense2のコスパは、かなり強力

もし、得意のカメラでレンズによる歪みが補正されなくて不評が出たらアウト
他社は、そこをきちんと対応している。

 

ソニーの3部門統合、投資家は赤字スマホ事業の情報開示に懸念

かなり「やばい」ことになっています。

投資家は最近のソニーの動きに疑問を投げかけている。同社は26日、赤字が続くスマートフォンを含む部門をカメラやテレビなどと同一の新部門に4月から統合すると発表。米アップルや韓国サムスン電子との争いで苦しむ中、スマホ事業の損失が分かりにくくなる懸念が出ている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-27/PP0INE6S972801

スマートフォン部門の赤字を隠すために部門統合してわからなくしようとしています。
「Xperiaの強化のため」とも思うのですが、投資家は、そう見ていません。
SONYの唯一と言っていいスマートフォン部門を廃止させたいと考えています。

自分も投資していたらきっとそう言うでしょう。
それぐらいXperiaは、危ないところに来ています。

スマートフォンのカメラに必要なもの

カメラの基本機能をアップさせる方が優先事項でしょう。
Xperiaは、

カメラの起動が遅すぎる。
オートフォーカスが遅すぎる。
画像の歪みを補正してほしい。
カメラの手ブレ機能を追加してほしい。

カメラ機能だけを比べるとiPhoneがどれだけ優れているか
技術の人は使ってみるとわかるでしょう。

スマートフォンのカメラは、専用のカメラに近づけることではないのです。

誰でも
簡単に
素早く
美しく

撮影できればいいのです。
ソフトウェアで多少加工されててもかまいません。
簡単にキレイな写真が撮れればいいのです。
それだけなのが、なぜわからない。

高機能をウリ文句にするのだったらBIONZ® for mobileという素人には意味がわからない記号より
「カール・ツァイス (Carl Zeiss)」搭載
と刻印を入れればいいのです。
そのほうが、訴える力があります。

いつまでも技術用語を並べるだけで商品アピールになっているという考えは、時代遅れです。
そんな技術用語
「スマートフォンの売れ行きになんの影響もありません」

カメラに凝るんだったら
このぐらい突き抜けないと目立たない。

迷走

Xperia 1

メインカメラ
広角:1200万画素(1/2.6インチ)、f1.6、光学式手ぶれ補正
超広角:1200万画素(1/3.4インチ)、f2.4
望遠:1200万画素(1/3.4インチ)、f1.6、光学式手ぶれ補正

顔追尾(瞳AF)に対応

インカメラ
800万画素、F2.0

ハイエンドならば、インカメラにもう少し頑張ってほしかった。

カメラユニットにSamsung製が使われているという情報が出ています。
これは、非常にもったいない。

自前のユニットは使わないのか?
高価だから?
それともSamsungのほうが優れている?

いつも思うのですが、カメラ部門となぜ協力しない。

社内事情でカメラ部門の売上が食われる。
なんてくだらない昭和な会社的な考えだとXperiaは、まじで終わるよ

SONYの看板背負ったスマートフォンなのだから、音響部門のWalkmanやカメラ部門のαシリーズの冠つけてもいいのではないか?
周回遅れならば、一気にぶち抜くぐらいのものを出すべきだ!

他社にスマートフォンに技術、コストで勝負にならないので振り切ったデザインで生き残るしかないと思います。
ヘッドホン端子、スクエアなデザインでカッコいい優先
一般向けとかイロケを出してコケるぐらいならここは、勝負でしょう。

売上を伸ばすのは、簡単です。

カール・ツァイス (Carl Zeiss)」搭載
WALKMAN

というわかりやすい
記号
を刻印したほうが説得力あります。

誰か技術者以外のマーケティングとかできる人を開発スタッフに加えてやってくれ。
技術屋だけだと、技術で満足してしまって、Xperiaがなぜ売れていたかわかっていない。
「技術が優れていれば売れる」なんてことは、とっくに終わっていると教えてうやってくれないか!

ヘッドフォン端子

廃止となりました。
自分は、Bluetoothを使っていますが、バッテリー切れを何度か経験しています。
記者さんの質問でなぜ「ヘッドフォン端子」を削除したかの答えで担当者は

現在、オーディオ業界の中で、ワイヤレスの流れが大きくなってきている現状があります。我々が端末として実現したいデザインなどを鑑みたとき、今回のタイミングで削除するのが適切と判断しました。

と答えています。

我々が端末として実現したいデザインという答えが、
他社と似たようなデザインですか?

それならば、ヘッドホン端子を復活させて
WALKMANの技術を取り入れた、音楽系特化型スマートフォンです。
ただ、音がいいとかでは、説得力がありません。
わかりやすい 記号が必要なのです。

他が廃止するなら逆に付ければいいのです。

ヘッドフォン端子を備えたXperiaならは、旧モデルを買うのもありです。
売れ行きランキングでXZ2よりXZ1が売れているという事実をSONYさんは、どう考えているのでしょうか?

そしてもっとも大きな問題は、音ズレです。

音楽なら問題ないけどゲームや動画で気になりませんか?

みんながみんな、数万円の高級Bluetoothイヤフォンを持っていると言うわけではないのです。

と思っていたらSONYさんやってくれました。
イヤフォン側から歩み寄りがあるとは、思いもしませんでした。
ワイヤレス&USB-typeC接続両方使えて ハイレゾ仕様

高価なスマートフォンが売れない。

スマートフォン全体に起こっていることですが、ハイエンドなスマートフォンが売れなくなっているようです。
型落ちのiPhone 8が売れていたり、XRがバーゲンセール状態になっていてかなり安価で入手できるようになりました。

Pixel 3もSoftBankなどでiPhone XRと同様に値引きキャンペーン対象になっていたりしているのをみるとわかるように
キャリアでもハイエンドモデルか中低価格帯のでモデルをアピール、SIMフリーでも中低価格帯のモデルが中心になりつつあります。

格安SIM(MVNO)mineo(マイネオ)も iPhone SEの海外販売モデルを販売したり(16Gモデルなので疑問ですが)していたり、していて、iPhoneも「新製品よりコストパフォーマンス」重視となっているような感じがします。

Xperiaもそろそろ値引きセールをはじめると思いますが、SIMフリー機種を持たないXperiaは、格安SIMから販売できないため苦戦しそうです。

やはりSHARPのようにキャリア+SIMフリーの両方でミドルレンジがないと、キャリア+ハイレベルだけでは、戦えないような気がします。

SHARPのAQUOS sense2 SH-M08は、「ちょうどよい」というキーワードでかなり売れています。
自分も購入して使ってみましたが、3万円ぐらいで「おサイフケータイ」「防塵・防水」「重いゲームじゃなければ問題ない」「日常使いで不満ないレベル」です。
Xperiaもミドルレンジ+キャリア/SIMフリーで「コスパがよく」「カッコいい」「日本ブランドを強調」すべきだと思うのです。

2019年第1四半期販売実績

調査会社IDCが発表した「2019年第1四半期 国内携帯電話・スマートフォン市場実績値」

国内市場では、Apple,SHARP,Samsung,FUJITSU以下でOther(つまり その他)に括られている。

ああ Xperia ダメだ

なんてコメントが多いのですが、それは

大きな認識の誤り!

そもそもXperia 1が、登場したのは、6月、Xperia ACEというミドルクラスが登場したのも6月

さらに言えば、最近のauが始めたXperia XZ3大バーゲンセールで端末の売れ行きは、トップクラスを維持しています。

旧機種が売れたって意味がない!

なんて反論は無意味

iPhoneだって2年前のiPhone 8が、1年以上も売れ行き上位なのです。

ただし、Xperia 1は、売れていない、初速でファンの人が購入してほぼ終了状態

SHARPが売れているのは、AQUOS sense2のキャリア+SIMフリー戦略とお手頃価格にある。3万円以内で防水・防塵+おサイフケータイ付きは、かなり説得力があります。

Xperiaも、キャリアのハイスペックだけではなく、ミドルクラスでデザインに特化したモデルをSIMフリーで販売しなければ先がない。
Xperia Zシリーズのリメークでもいいのです。

最近は、デザインではなく、機能重視のスマートフォンばかりここで逆を行くのもあり。
ベゼルをちょっと狭くして再デザインしてパープルモデルを出してみませんか?

それを3万円代で販売できれば

もっともそんな余裕が今のソニーモバイルにはなさそうですが・・・

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まとめ

なぜ、Xperiaは、だめになったのか?

それは、
ユーザー向けに作っているのではなく、キャリア、特にdocomo向けにスマートフォンを作っているからです。
キャリア販売ならば一定量が売れるということなんでしょう。

だから、XZ2のような分厚く重いスマートフォンでも構わず販売してしまうのです。
あのスマートフォンを世にだしていいかどうか?
そんな判断もできなくなってしまったXperiaに復活があるのでしょうか?

ユーザー視点で商品を考えたなら、他社の動向など構わず、ハイレゾ対応のヘッドフォン端子とかあえて拘った製品を出して欲しかった。

ユーザーではなく、キャリア重視だったら、終わってしまいます。

端末分離プランもはじまりミドルレンジが中心に売れそうです。
Xperia Aceが、狙い目かなと個人的には思っています。

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