IT小僧の時事放談

FCVでいいのか? 日産リーフ EV 先行中

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日産リーフ
日産といえば、フェアレディZ、スカイライン、GTRなどスポーツカーのイメージが強かったのですが、
ルノー(ゴーン氏)が日産を取り仕切るようになってから国際的なイメージを持つ自動車会社になっています。

それまでは、西部警察で派手な専用車をつくったりスカイラインというある意味、ダサカッコイイ(褒め言葉です。間違いないように)
クルマや一方、世界的にも認められたフェアレディZを世に出したり、王者トヨタとは違う「尖ったクルマ造り」の会社でした。

今回の「IT小僧の時事放談」は、「FCVでいいのか? 日産リーフ EV 先行中」と題して日本が勧めているFCVは、大丈夫なのか?について考えてみます。

リーフ

電気自動車(EV)の世界戦略車として2010年より国内発売開始
2016年には世界累計20万台を達成
日本の自動車メーカーとして一番売れている電気自動車です。
2017年9月にモデルチェンジを行い、航続距離400kmを達成
アクセルだけでコントロールできる

CMで矢沢永吉氏が出演しています。

ポイントは、完全な電気自動車であるということ
ハイブリッドなどという中途半端なものではありません。

世界的、自動車トレンド

間違いなくEV(電気自動車)に向かっています。

この国のお役者が進めた水素燃料電池自動車(FCV)は、世界から孤立しつつあります。
いや、「正確には、勝負あり」の状況です。
最大の問題点は、「水素の取扱」でコストが高くなります。

イーロン・マスクCEOは、FCVについて
「全くバカげている」と発言した。
その論拠は、水素燃料を生産するためには電力が必要であり、直接電力を用いるEVに対し、燃料電池車は非効率的で、「ゼロ・エミッション」とはほど遠いというものだ。

わざわざ水素を搭載してそれを電気エネルギーに変換して走るより
蓄電された電気で走る。

素人でもわかるこの理論
専門家さんから反論はあると思いますが、自動車の構造におけるコスト高、水素ステーションの設置コストを考えると実現は、程遠く
EVステーションならコンビニでも設置できますから、勝負ありです。

理想は理想でも現実は?

水素燃料電池自動車(FCV)の理想は、ともかく、普及しないものは、商品として売れません。
国も補助金でFCVを普及させようと税金を突っ込んでいますが、

EVステーション設置費用
約100万円
水素ステーション設置費用
約4.6億円

ガソリンスタンド設置費用
約8,000万円~1億円程度

どうですか? こんなにお金がかかるのに採算が取れるのでしょうか?

現在、水素ステーション設置費用
水素ステーションの設置費用半減へ、NEDOが7つのプロジェクト始動
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1509/10/news047.html

というものが出ていますが、この記事は2年前のもの

現在の水素ステーションの一覧を見てください。
https://燃料電池.net/fcv/station.html

91箇所しかありません

北海道・東北地方に1箇所だけ
宮城県だけです。

沖縄にありません。
北海道の水素自動車は、宮城県まで補給に行くのでしょうか?
沖縄は、水素自動車は、走らないのでしょうか?

最低限、都道府県に1箇所はないと一般どころか公共車も導入できません。

卵が先か鶏が先か?
これでは、鶏も卵もないに等しい数字です。

普及するどころか????

経済産業省「水素・燃料電池戦略ロードマップ」
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy/nenryodenchi_fukyu/pdf/002_01_00.pdf
このなかに水素ステーションのロードマップがありますが
2023年に200~400箇所程度

水素ステーションを広げるために補助金がばらまかれています。
数億円かかる水素ステーションをつくるわけですが、民間企業レベルでは採算は見込めません。

EV等 保有台数統
http://www.cev-pc.or.jp/tokei/hanbai.html
FCV 2016年末  1,807

たったの 1,807台ですよ

都道府県別補助金交付状況
http://www.cev-pc.or.jp/tokei/koufu.html
2016年末
FCV  1,604件
対して
EV  76,365件

現時点で補助金を交付しても元が取れないことがはっきりしているので地方自治体も手を上げていません。
水素ステーションを作っても補充に来るクルマが無いわけですから

一般社団法人 次世代自動車振興センター
http://www.cev-pc.or.jp/

参考までにここもセキュリティページではないですね

このページでもEVステーションのほうが上に来ていますよね。

そもそもこの団体!経済産業省のなんになるのでしょうか?

未来はあるかも知れないけど・・・

理想は理想として、ここに税金を突っ込んでいるわけですが、大丈夫なんでしょうか?

廃炉が決まった。「高速増殖炉 もんじゅ」と同じような末路をたどるような気がしてなりません。

日本(官僚)は、一度決めたことを「たとえ不利だとわかっていたも」なかなか変えようとしません。
いいところもあり悪いところもあります。

資源のない国でどうやって生きてゆくか
偉い学者の先生方やお役所、企業の人たちが考えたのでしょう

しかし、急激に変化する今の社会のなかで臨機応変に対応できないと主導権はとれません。
・コンピュータ関連全般で負けて
・携帯で取り残されて
・AIで負けて
EVの急激な発展でクルマまで取り残されようとしています。

まとめ

日産自動車リーフは、親会社がフランスということもあり、早くからEVへシフトをはじめました。
マスコミは、あまり報道していませんが、予想以上に欧州のEVシストは進んでいます。
中国では、国家事業としてEVを進めています。

今後何十年先の未来には、FCVの社会が来るかもしれません。

水素ステーションがコストが安くなって普及する前にEVが普及したらひっくり返すのは厳しいでしょう。
未来は誰にもわかりませんが、今現状を考えて、臨機応変な対応ができてほしいものです。

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