IT小僧の時事放談

40代のエンジニアは、社内SEの転職ラストチャンス

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先週、朝日新聞で騒ぎが起こりました。
内容は、以下のとおりです。

「当社では、30代後半から40代前半の層が薄くなっています。2000年前後に構造改革で採用を極端に減らしたためです。その世代が中間管理職として一番パワーをもたないといけない時代にさしかかってきました。キャリア採用もしていますが、なかなか人が集まりません」

12月7日の朝日新聞のインタビュー記事中で、自社に30代後半から40代前半の人員が少ないと話しました。

40代前後は、超修飾氷河期時代でした。
企業は、新規採用を絞りに絞り、大学を卒業しても就職できない、いわゆる就職浪人が続出しました。
大学院に進んで就職のチャンスを待ったり、派遣の仕事をしたり、本当に大変な時期でした。
「何十社も受けて全部落ちた」
「就職できずにうつになった」
とかニュースになっていました。

「人員が少ない」とは、「社長さん失言」してしまいましたね

ついこの前まで、「非正規雇用制度」を使ってコストを下げていたのに「いまさら人手不足」と言ってしまうあたり、経営者は、
「なぜ人員が少ないか?」について深く考えていないことが露呈してしまいました。

今回の「IT小僧の時事放談」では、「40代のエンジニアは、社内SEの転職ラストチャンス」と題して「40代エンジニア」の転職について考えてみます。
最後までお付き合いいただけたら幸いです。

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ITバブル

1999年2月から2000年11月にかけて、非常にピンポイントで日本にITバブルが発生しました。
「ITバブル」、「IT景気」や「ITブーム」などと言われ
「大した技術力」もない会社が、誇大評価、宣伝で一気に株式上場をなしとげ、巨大な富を手にしました。
すでにITではなく、金融投資で潤っていました。

終焉は、、2000年3月に文藝春秋が発した、ある企業の不正問題がきっかけでした。
「インチキがばれて」しまいました。
そしてバブル崩壊
一部の関係者は、逃げ切れたため、富を得てのうのうと暮らしています。

自分は、この当時、インターネットの最先端で金融のネット取引の仕事をしていました。
ある日、ITバブル企業が老舗の金融会社を買収、25歳前後の若者が取締役で派遣されてきて、弊社が構築したシステムを勝手にコピーして中国で作り直して、販売しようとしていました。
しかし、バブル崩壊とともに生意気な若造は、どこかに消えていきました。
なんという短いバブルだったのか?
よく覚えています。

SIer(エスアイヤー)

システムインテグレーター(英: System Integrator)SIerとも言います。
もともと、大型汎用機時代からこうした、ITゼネコンとも呼ばれる業界がありましたが、彼らは、このITバブル時代をくぐり抜け勢力を拡大していきました。
元請け⇒1次下請け⇒2次下請け・・・
という、日本のIT業界が停滞したシステムを完成しつつあった時期でもあります。

お役者の仕事を取るために「1円入札」という今では、あり得ないこともまかり通っていました。

「1円で入札してもハードウェアや保守で儲かる」
ITバブルも何のその、大手企業や官公庁の国家プロジェクトをまるごと請け負って、後は、下請けに流すということを繰り返しました。
求人が多く出され、新卒で入社するひとも多い時代でした。

コンピュータの知識などなくても「Excel」と「Project」が使えれば、マネージャーという権力を手にして下請けの管理をしていたのです。

この時代に入社した世代の転職活動が活発になってきました。

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儲かる方程式の崩壊

SIer(エスアイヤー)からの転職が増えてきました。
理由は、いくつかありますが、

  1. AWS、Azureなどのクラウドサービスの普及でハードウェアの販売が減少
  2. 企業のIT内製化
  3. 既存サービスの組み合わせでなんとかなるシステム
  4. 下請けの労働力不足

これまでの「儲かる方程式」が通用しなくなりました。

これまで散々、下請けから搾取してきて、「いまさら技術者不足」とは・・・
おや? 冒頭の話に繋がりますね。
SIerの下請けは悲惨なものでした。
SIerから派遣されてくるマネージャーの知識不足、能力不足に起因する仕様の混乱、納期の混乱は、すべて下請けが処理しなければならないのです。
そりゃ、技術者辞めますよ。
腕のいい技術者は、負担が増大して疲弊していきます。

SIerの経営陣は、ここで考えます。
この「儲かる方程式」は、何れなくなってしまう。

そうなると、動きは早いです。

若手に技術を教え始めました。
そして、中堅は、残念ながら会社のお荷物となってしまいます。

40代転職増加

SIerからの転職希望が増えてきました。
転職先は、同じIT関連企業
と言ってもプログラムやシステムに詳しくありません。

システムが、会社を発展させると気がついている企業は、エンジニアを募集しています。
しかし、その募集要項は、「データベーススペシャリスト」とか「Web技術者」とか
最近は、「AI技術者」ばかりです。

SIerからの転職組の多くは、このようなスキルがありません。
残念ながら、前途多難です。

一方、若いうちからスキルを磨いてきたエンジニアは、40代でも仕事があります。
外資企業も多く募集しています。

でもエンジニアとして別の道もあるのです。

まず、自分の価値を客観的に調べてみましょう。


社内SEとして生きる

40代エンジニアの生きる道として社内SEという職種があります。
雑用係に近いのですが、内製化に向かうであろう企業にとって活躍できる場所が提供されています。
あらゆるものを再度勉強し直す覚悟があるならば、これも面白い仕事だと思います。

社内の雑用係

システムのまとめ役

体外折衝

企業のシステムの代表者

仕事は、多様であらゆる知識が必要となります。
プログラムの能力も必要だし、専門知識も勉強しなかればなりません。
プログラムは、多種多様な環境のこの時代、今から勉強しても遅くはありません。
プログラムができるできないは、センスと努力だと思っています。

これらの覚悟ができているとしたら、社内SEでとしてやっていけると思います。

もし、今、転職を希望しているひとがいたら検討するのもありと思います。
社内SE専門で転職を斡旋するところがあります。

自分も49才でエンジニアの第一線から身を引き社内SEとして転職しました。
最後までエンジニアとして誇りをもって仕事をするつもりです。

社内SEを検討されている方がいらっしゃたら考えてみてください。

面接については、こちらで戦略をたてて下さい。

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