IT小僧の時事放談

マイナンバーは、住基ネットの亡霊なのか?

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住基ネット 
皆さん覚えていますか?

氏名、生年月日、性別、住所などが記載された住民基本台帳をネットワーク化し、全国共通で本人確認ができることを目標にしたシステムです。
しかし、参加しない自治体が出てくるなど、1兆円とも言われる開発費を突っ込んだ割に普及しないで消え去ろうとしています。
結局もうけたのは、SIerと呼ばれる元請けとSE派遣業者でした。

その亡霊を引き継ぐようにマイナンバーが立ち上がりました。

政府は13日、住民1人ずつに割り当てたマイナンバーを使って自治体間で個人情報をやりとりする「情報連携」を本格的に始める。書類で取り寄せる手間を無くし、地方自治の効率化につなげる。

さて、今回のマイナンバーは、普及するのでしょうか?
さらに、「個人情報の塊のようなこの番号をLINEと連携」などという対策とか出てきました。
これを決めた人は、「どれだけ情報漏えいについて無知」なのでしょうか?

今回の「IT小僧の時事放談」「マイナンバーは、住基ネットの亡霊なのか?」について考えてみようと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです。

マイナンバーとは?

住民基本台帳
自治体の事務における個人情報の効率化
自治体手動
マイナンバー
行政機関間での情報連携
国が主体

簡単に行ってしまえば、国民一人一人に番号を振って個人情報を国が集めて管理する。
ということになります。

普及率

住基カードの普及率は5%でした。
一方、カード普及率10%前後だそうです。
(2017年1月現在)

目的

マイナンバーとは行政を効率化し国民の利便性を高め公平公正な社会を実現する社会基盤です。
住民票を有する全ての方に1人1つの番号をお知らせして、行政の効率化、国民の利便性を高める制度です。

添付書類の削減など、行政手続きが簡素化され、国民の負担が軽減されます。
行政機関が持っている自分の情報を確認したり、行政機関からの様々なサービスのお知らせを受け取ったりできます

https://www.kojinbango-card.go.jp/mynumber/index.html
リンク先:地方公共団体情報システム機構

国民の負担が軽減されるかも知れませんが、国民のお金の流れを政府がつかみやすくなるということにもなります。

そんな中 こんな記事が出てきました。
マイナンバー、「情報連携」13日から LINEとは7日から
http://www.sankei.com/economy/news/171102/ecn1711020049-n1.html
LINEの経営母体が、どこにあるか知っていてやっているのでしょうか?
個人の重要な情報を他国に流れる可能性があるのに、信じられないのですが・・・

普及させるのが目的なのはわかりますが、大丈夫でしょうか?

マイナンバーカード受取

では、マイナンバーカード受取方法
https://www.kojinbango-card.go.jp/uketori/
リンク先:地方公共団体情報システム機構(J-LIS)

住民票の住所に通知カードとともに届いた個人番号カード交付申請書を使用して、郵送による申請又はスマートフォン・パソコンによるWEB申請を行うと、交付通知書(はがき)がご自宅に届きます。

必要な持ち物をお持ちになり、交付通知書(はがき)に記載された期限までに、ご本人がおこしください(※)。
交付場所は、交付通知書(はがき)に記載されています。

交付窓口で本人確認の上、暗証番号を設定して頂くことにより、カードが交付されます。

受取はどこでするの?

「交付場所は、交付通知書(はがき)に記載」
受取場所は、基本、市区町村のお役所で受け取るわけですが、受け取り時間が市区町村によって変わります。
問題は、受取日時です。

品川区だと
平日  午前8時30分~11時45分 / 午後2時~午後4時45分(火曜日のみ午後6時45分まで)
日曜日 午前8時30分~11時45分 / 午後2時~午後4時45分(日曜日は予約制となります)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000027300/hpg000027247.htm

さいたま市だと
通常の窓口開設時間内
毎月最終日曜日及び3月最終土曜日、8時30分~17時15分
http://www.city.saitama.jp/001/001/004/p041227.html

品川区だと毎週日曜日でまだよいのですが、さいたま市だと、月に一回だけです。
本気に普及させるのでしたら、もう少し渡し方とか考えよう
サラリーマンだと日曜日しか受取にいけません。
さいたま市だったとしたら、月に1回しかないのです。

身分証明書の代わりになるのか?

写真付きなので身分証明書になるはずですが、個人番号があるため金融機関は、使えません
これって、「運転免許証」のほうが、便利じゃないでしょうか?

しかし、全国銀行協会では、以下のように協力を求めています。

「マイナンバー制度」の開始に伴い、銀行は、法令等にもとづき、マイナンバーの届出への協力を求める場合があります。
届出の際には、「マイナンバーカード(個人番号カード)」または「通知カードおよび運転免許証などの本人確認書類」などが必要です。
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-f/8188/
全国銀行業界

口座を開くときは使えないけど、届け出は、してほしい!
なんだろうこの中途半端な対応

■まとめ

マイナンバーは、便利なのか?
お役所の届け出や必要書類を取得するときは便利かもしれません。
でもそれって、使う頻度は多くないし、身分証明は、免許証で足りるし、マイナンバーカードとして持っていてもあまり意味がありません。

カードについては、「あってもなくても不便じゃない」人が多いと思います。
ましてや、LINEを絡めるとは、セキュリティの面で信じられない対応です。

個人の利便性より、優先する目的があるためこの制度をつくったと思いますが、カードの発行も含めて本気度が足りません。

「住基ネット」の失敗について誰も責任を取らず、「問題点」をはっきりさせないまま、名前を変えて似たようなことをはじめてしまいました。
これでは、「住基ネットの亡霊」と呼ばれても仕方がありません。

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