IT小僧の時事放談

空は何でも知っている 人工衛星とAIを使った投資サービス

更新日:


こんな記事を見つけました。

衛星写真を解析することで、原油生産量や小売業の客足などをいち早く割り出す――。
米国の投資家はSF映画のような手法を駆使して投資判断をしている。
彼らが頼るのはシリコンバレーのAI(人工知能)スタートアップ、米Orbital Insightだ。
2017年11月に日本進出を発表した同社の凄さに迫ろう。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/061500148/111600138/?ST=ai
ITProより

投資家という人たちは、あらゆる手段を使って情報を収集するのだね
と感心しました。

今回の「IT小僧の時事放談」は、「空は何でも知っている 人工衛星とAIを使った投資家」について考えてみよう。
最後までお付き合いいただけたら幸いです。

発端は、サウジアラビア

サウジアラビアといえば、外国人がなかなか入れないなぞの国のひとつである。
女性がクルマを運転すると罰するなんて騒動が最近騒がれました。
原油輸出国なのに原油貯蔵量などは、極秘扱い、原油タンクの数や場所も極秘
サウジアラビア政府が発表する情報しか現状を知り得なかったわけです。

そこで投資家は、考えた。
「空から見てしまえ」と

やるなぁ ちょっと想像できないのですが、どうやるの?

空は何でも知っている。

衛星写真を使って、遺跡発掘や資源調査の話は、よく聞きますが、原油生産高や小売業の情報を割りだして投資に生かす。
なんと言う発想でしょうか?
投資家の世界は、最先端技術を使ってまで情報を集めるのか?と驚きです。

その方法とは以下のようになります。

  1. 民間衛星写真を取得
  2. 衛星写真から原油タンクを調べる。
    ここまでは、想像できるのですが、すごいのは、この後です。
  3. 原油タンクの屋根がどのぐらい沈んでいるかでタンクの原油量を測る。
    ??? どうやって???
    ・原油タンクの屋根は、浮きのように浮いています。
    ・タンクの量が減れば屋根は沈みます。
    ・屋根が沈めば、壁面に影ができる。
    ・その影を分析して原油タンクの量を調べる。
    これらの情報を画像解析(AI)して原油タンクの残量を測るそうです。
    そこからAIが貯蔵量を算出

まさに、スパイ映画並のレベルです。

 

結果

政府が発表する情報とAIが導き出した情報に差があることがわかりました。
この情報を元に原油先物取引など投資の判断にするのでしょう。

政府機関より早く

米国の原油貯蔵量は、政府機関が発表するのですが、この会社では、それよりも早く情報を入手できるわけです。
政府機関の情報収集力を超えているわけです。
一般の投資家は、政府機関の情報から投資先を検討するわけですが、それよりも早く情報が入手できれば、先手を打つことができます。

原油だけじゃないよ

たとえば、大型ショッピングモールの駐車場のクルマの数を定期的に調査して来店客数を予測することもできます。
他にも、住宅着工件数、農地開発の動向などを様々なデータを、政府機関が経済統計として発表する前にいち早く提供できてしまいます。
投資家は、この情報を購入して判断するというわけです。

AWSとAI

AWS(Amazon Web Services)で衛星写真を保存、AIで調査と現在のIT技術あっての情報戦というわけです。

日本にも来るよ

この米Orbital Insightは、日本に進出してきました。
・2017年11月1日にアビームコンサルティングと提携を発表
・2017年11月15日に伊藤忠商事とスカパーJSATが販売代理店契約を結ぶ

日本の投資家人工衛星で投資判断をする日も近くなりました。

まとめ

投資家にとって情報が生命線です。
人より早く、そして正確な情報を得ることができれば大きなリターンにつながります。

「インターネットだけではなく空からの覗き見にも要注意」
という時代になってきました。

参考サイト:ITPro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/061500148/111600138/?ST=ai

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