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最新のXperiaは、時代遅れのスマートフォンなのか? コラム

ソニー Xperia1 / SIMフリースマホ /【日本正規代理店品】/ 防水/防塵/Snapdragon 855 / ストレージ128GB / パープル / J9110JP V

Xperiaのコラムはこちらです。

2019年に書き始めたXperiaの記事ですが、2年後 実現するとは、夢にも思いませんでした。
復活してゆくXperiaを見守るのは嬉しいことです。

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Xperiaコラム

復活の兆し 国内では、2番めに売れている。

スマートフォンのどの機種がどれぐらい売れているか?については、いろいろな情報がありますが、MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)によるとXperiaは、iPhoneに続いて売れているというデータが出てきました。

2019年12月 iPhone・Androidシェア調査 MMD研究所
15歳~69歳の男女9,753人を対象に2019年11月14日~11月18日の期間でアンケート

iPhoneが一位なのはともかく、シャープよりソニーモバイルのほうが順位が上になっています。

また、全体では「Android」が57.2%、「iPhone」が42.8%というデータも出ていて、Android端末が伸びているという。

これは、2019年10月の法改正でiPhoneを含む高価格帯の端末がこれまでのように安価で購入できなくなったためにAndroid端末のミドル(ロウ)レンジの端末が増えてきたというように分析できます。

事実、通勤電車の中でもiPhoneの比率は感覚的に減っていて、Xperia 10/8/Ace、SHARP AQUOS 2/3などが目立つようになってきました。

Xperiaのミドルレンジの販売は、あるていど成功しつつあるのではないでしょうか?
ただし、OppOやXiaomi、SHARPなどというメーカーとの戦いがつづくものと予想されます。

日本メーカーの端末を購入する人も多いのでハイエンドもいいのですが、ミドルレンジで買いやすい端末にも力を入れてほしいと思います。

※MMD研究所とは、2006年9月に設立されたモバイルに特化した調査研究機関
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1831.html

記事:2020/01/02

スマートフォンカメラ評価で低ランク

DXOMarkというカメラ比較サイトのスマートフォン部門でXperia 1は、以下のように評価されました。

メインカメラ(リアカメラ)91ポイント
前面カメラ(セルフィ―) 71ポイント

Galaxy Note 10+/S10+、Huawei P30 Proと比べると20ポイント以上の差があり、2年前のiPhone 8より下に位置しています。

1位は、Galaxy Note 10+ 5G
113ポイント

2位は、Huawei P30 Pro
112ポイント

2019年発売されたハイスペックスマートフォンで最低ランクとなっています。

DXOMark スマートフォンランキング
https://www.dxomark.com/category/smartphone-reviews/

Xperia 1の評価
https://www.dxomark.com/sony-xperia-1-camera-review/

XZ3が、79点だったので大幅なランクアップと言えますが、上位のカメラ性能に置いていかれていることは事実

カメラだけがスマートフォンの良し悪しを決めるものでもないのですが、この評価は、流石に厳しい。
DXOMarkの評価基準についていろいろ言われています。

ターゲットを間違えてる

先日、カメラの性能評価の「ひとつ指標であるDXOMark」でXperia 1のカメラ評価が芳しくなかった。
他社の同価格帯のスマートフォンに比べて3年前の評価と言っていいだろう。

今回、Xperia 1は、満を持してカメラ機能に注力したと言われるが、蓋を開けたら「こんなもの」だった。
原因は、当ブログで何回か書いたのですが、

「スマートフォンのカメラについて間違っている」

ライバル社のスマートフォンカメラは、AI補正があたりまえ、少しぐらい下手に撮影してもAIが補正してキレイな見栄えのある写真になる。
それは、絵であって写真ではない。

というご意見もあると思いますが、スマートフォンで撮影した写真の殆どがSNSにアップさえることを考えると

見たまま より 綺麗に撮れることが正解

Xperiaの技術人は、より本格的なカメラを目指してチューニングしていると思うのですが、そもそもレンズの大きさなどが制限されたスマートフォンで本格的カメラ機能を目指すのは、市場に合っていない。

「簡単に、綺麗に写真が撮れる」

というのが、スマートフォンカメラの王道だと思う。
そのためには、AIだろうがなんだろうが、補正をかけようが、綺麗に撮れればOKなのです。

動画に関してもプロ用のアプリを搭載とありますが、
「スマートフォンの動画を撮影する人にとって そんなの意味がない」

「簡単に、綺麗に動画が取れる」

というのが重要

そもそもプロ仕様のアプリなど一般の人は、使いこなせない。

また、今回のDXOMarkという比較サイトでは、

「DXOMarkは、企業から資金提供を受けているから 本当の指標と言えない」

とも言われていますが、スマートフォンカメラの指標で有名なサイトだからこそ、何らかの対策は取れなかったのか?
スマートフォンで生き残りをかけるのだったら、カネを払っても上位にランクインさせてもらうべきではないのか?

一般の人にとって

「Xperia 1のカメラ評価が芳しくないとカメラ評価で有名なDXOMarkでは・・・」

という記事は、インパクトがあるのです。

以前、このブログで書いたように「技術オタク」の集団では、誰も評価してくれない

せっかく、Xperia 1で注目を浴びたのですから、

ここは、「技術より 見た目、デザイン」で勝負してほしい。

iPhoneの次のバージョンが、3カメラで「ブサイクなデザイン」らしいので
カッコいいXperiaと見た目がキレイな写真を期待しています。

石川温のスマホNo.1メディア Podcast

297 - 2019.5.9・第241回「ソニーの技術を結集。ソニーモバイル『Xperia 1』この夏発売!」

http://www.radiojapan.org/podcasts/ShiChuanWennosumahono1medeia-razionikkei-925331508

 

971億円の赤字と650万台

SONYは2019年3月期(2018年4月~2019年3月)連結決算を発表しました。

SONYのグループ全体としては売上高8兆6657億円で、2年連続最高益を更新
PS4を擁するゲーム&ネットワークサービスの売上高と営業利益が好調

一方
ソニーモバイルの営業利益は、前年度の276億円赤字からさらに695億円拡大し、
971億円の赤字
中南米(ラテンアメリカ)・中近東などの海外地域から撤退を完了

Xperia 販売台数

年度Q1Q2Q3Q4通期(合計)
2015720万台670万台760万台340万台2490万台
2016310万台350万台510万台290万台1460万台
2017340万台340万台400万台270万台1350万台
2018200万台160万台180万台110万台650万台


2018年の販売台数は、650万台
2015年の2Qだけの台数にも届いていない。

ハイエンド機種だけでは、売れないし、今後ますます、ミドルスペックが重要になりそうです。
また、欧州では、Xperia L3が、評判を呼んでいるという情報もあります。

もし、国内でもXperia 1だけしか取り扱わないとしたら、台数的に厳しい数字が並びそうです。

経営方針説明会

経営方針説明会
ソニーは 2019年5月21日 日、経営方針説明会を開催。2020 年度(FY 2020) までの中長期戦略に関する詳細が発表

2 ヶ月前に不採算部門であるモバイル事業を吸収した現「エレクトロニクツ・プロダクツ & ソリューション」(以下 IP&S) は 2017年度対比で 50 % の人員削減や経費削減でで黒字化を目指す。

注力する地域
日本、ヨーロッパ、台湾、香港が「フォーカス・リージョン」としてリストアップ

撤退地域
Xperia 事業はカナダ、メキシコ、南アメリカ、インド、中東、オーストラリアなど広い範囲から撤退

Xperia 1が発売前ですが、同価格帯でのスペック的に厳しく、発売までの時間がかかり過ぎ
発表すぐ発売にならないと

ファーウェイショックで少しは追い風があるかも知れない。

問題は、売りのカメラ次第、約半額で単眼カメラのPixel 3aレベルを超えないと厳しい。
そして、SHARP AQUOS sense2のコスパは、かなり強力

もし、得意のカメラでレンズによる歪みが補正されなくて不評が出たらアウト
他社は、そこをきちんと対応している。

 

ソニーの3部門統合、投資家は赤字スマホ事業の情報開示に懸念

かなり「やばい」ことになっています。

投資家は最近のソニーの動きに疑問を投げかけている。同社は26日、赤字が続くスマートフォンを含む部門をカメラやテレビなどと同一の新部門に4月から統合すると発表。米アップルや韓国サムスン電子との争いで苦しむ中、スマホ事業の損失が分かりにくくなる懸念が出ている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-27/PP0INE6S972801

スマートフォン部門の赤字を隠すために部門統合してわからなくしようとしています。
「Xperiaの強化のため」とも思うのですが、投資家は、そう見ていません。
SONYの唯一と言っていいスマートフォン部門を廃止させたいと考えています。

自分も投資していたらきっとそう言うでしょう。
それぐらいXperiaは、危ないところに来ています。

スマートフォンのカメラに必要なもの

カメラの基本機能をアップさせる方が優先事項でしょう。
Xperiaは、

カメラの起動が遅すぎる。
オートフォーカスが遅すぎる。
画像の歪みを補正してほしい。
カメラの手ブレ機能を追加してほしい。

カメラ機能だけを比べるとiPhoneがどれだけ優れているか
技術の人は使ってみるとわかるでしょう。

スマートフォンのカメラは、専用のカメラに近づけることではないのです。

誰でも
簡単に
素早く
美しく

撮影できればいいのです。
ソフトウェアで多少加工されててもかまいません。
簡単にキレイな写真が撮れればいいのです。
それだけなのが、なぜわからない。

高機能をウリ文句にするのだったらBIONZ® for mobileという素人には意味がわからない記号より

「カール・ツァイス (Carl Zeiss)」搭載

と刻印を入れればいいのです。
そのほうが、訴える力があります。

いつまでも技術用語を並べるだけで商品アピールになっているという考えは、時代遅れです。

そんな技術用語
「スマートフォンの売れ行きになんの影響もありません」

カメラに凝るんだったら
このぐらい突き抜けないと目立たない。

迷走

Xperia 1

メインカメラ
広角:1200万画素(1/2.6インチ)、f1.6、光学式手ぶれ補正
超広角:1200万画素(1/3.4インチ)、f2.4
望遠:1200万画素(1/3.4インチ)、f1.6、光学式手ぶれ補正

顔追尾(瞳AF)に対応

インカメラ
800万画素、F2.0

ハイエンドならば、インカメラにもう少し頑張ってほしかった。

カメラユニットにSamsung製が使われているという情報が出ています。
これは、非常にもったいない。

自前のユニットは使わないのか?
高価だから?
それともSamsungのほうが優れている?

いつも思うのですが、カメラ部門となぜ協力しない。

社内事情でカメラ部門の売上が食われる。
なんてくだらない昭和な会社的な考えだとXperiaは、まじで終わるよ

SONYの看板背負ったスマートフォンなのだから、音響部門のWalkmanやカメラ部門のαシリーズの冠つけてもいいのではないか?
周回遅れならば、一気にぶち抜くぐらいのものを出すべきだ!

他社にスマートフォンに技術、コストで勝負にならないので振り切ったデザインで生き残るしかないと思います。
ヘッドホン端子、スクエアなデザインでカッコいい優先
一般向けとかイロケを出してコケるぐらいならここは、勝負でしょう。


売上を伸ばすのは、簡単です。

カール・ツァイス (Carl Zeiss)」搭載
WALKMAN

というわかりやすい
記号
を刻印したほうが説得力あります。

誰か技術者以外のマーケティングとかできる人を開発スタッフに加えてやってくれ。

技術屋だけだと、技術で満足してしまって、Xperiaがなぜ売れていたかわかっていない。
「技術が優れていれば売れる」なんてことは、とっくに終わっていると教えてやってくれないか!

ヘッドフォン端子

廃止となりました。
自分は、Bluetoothを使っていますが、バッテリー切れを何度か経験しています。
記者さんの質問でなぜ「ヘッドフォン端子」を削除したかの答えで担当者は

現在、オーディオ業界の中で、ワイヤレスの流れが大きくなってきている現状があります。我々が端末として実現したいデザインなどを鑑みたとき、今回のタイミングで削除するのが適切と判断しました。

と答えています。

我々が端末として実現したいデザインという答えが、
他社と似たようなデザインですか?

それならば、ヘッドホン端子を復活させて
WALKMANの技術を取り入れた、音楽系特化型スマートフォンです。
ただ、音がいいとかでは、説得力がありません。
わかりやすい 記号が必要なのです。

他が廃止するなら逆に付ければいいのです。

ヘッドフォン端子を備えたXperiaならは、旧モデルを買うのもありです。
売れ行きランキングでXZ2よりXZ1が売れているという事実をSONYさんは、どう考えているのでしょうか?

そしてもっとも大きな問題は、音ズレです。

音楽なら問題ないけどゲームや動画で気になりませんか?

みんながみんな、数万円の高級Bluetoothイヤフォンを持っていると言うわけではないのです。

と思っていたらSONYさんやってくれました。
イヤフォン側から歩み寄りがあるとは、思いもしませんでした。
ワイヤレス&USB-typeC接続両方使えて ハイレゾ仕様

高価なスマートフォンが売れない。

スマートフォン全体に起こっていることですが、ハイエンドなスマートフォンが売れなくなっているようです。
型落ちのiPhone 8が売れていたり、XRがバーゲンセール状態になっていてかなり安価で入手できるようになりました。

Pixel 3もSoftBankなどでiPhone XRと同様に値引きキャンペーン対象になっていたりしているのをみるとわかるように
キャリアでもハイエンドモデルか中低価格帯のでモデルをアピール、SIMフリーでも中低価格帯のモデルが中心になりつつあります。

格安SIM(MVNO)mineo(マイネオ)も iPhone SEの海外販売モデルを販売したり(16Gモデルなので疑問ですが)していたり、していて、iPhoneも「新製品よりコストパフォーマンス」重視となっているような感じがします。

Xperiaもそろそろ値引きセールをはじめると思いますが、SIMフリー機種を持たないXperiaは、格安SIMから販売できないため苦戦しそうです。

やはりSHARPのようにキャリア+SIMフリーの両方でミドルレンジがないと、キャリア+ハイレベルだけでは、戦えないような気がします。

SHARPのAQUOS sense2 SH-M08は、「ちょうどよい」というキーワードでかなり売れています。
自分も購入して使ってみましたが、3万円ぐらいで「おサイフケータイ」「防塵・防水」「重いゲームじゃなければ問題ない」「日常使いで不満ないレベル」です。
Xperiaもミドルレンジ+キャリア/SIMフリーで「コスパがよく」「カッコいい」「日本ブランドを強調」すべきだと思うのです。

2019年第1四半期販売実績

調査会社IDCが発表した「2019年第1四半期 国内携帯電話・スマートフォン市場実績値」

国内市場では、Apple,SHARP,Samsung,FUJITSU以下でOther(つまり その他)に括られている。

ああ Xperia ダメだ

なんてコメントが多いのですが、それは

大きな認識の誤り!

そもそもXperia 1が、登場したのは、6月、Xperia ACEというミドルクラスが登場したのも6月

さらに言えば、最近のauが始めたXperia XZ3大バーゲンセールで端末の売れ行きは、トップクラスを維持しています。

旧機種が売れたって意味がない!

なんて反論は無意味

iPhoneだって2年前のiPhone 8が、1年以上も売れ行き上位なのです。

ただし、Xperia 1は、売れていない、初速でファンの人が購入してほぼ終了状態

SHARPが売れているのは、AQUOS sense2のキャリア+SIMフリー戦略とお手頃価格にある。3万円以内で防水・防塵+おサイフケータイ付きは、かなり説得力があります。

Xperiaも、キャリアのハイスペックだけではなく、ミドルクラスでデザインに特化したモデルをSIMフリーで販売しなければ先がない。
Xperia Zシリーズのリメークでもいいのです。

最近は、デザインではなく、機能重視のスマートフォンばかりここで逆を行くのもあり。
ベゼルをちょっと狭くして再デザインしてパープルモデルを出してみませんか?

それを3万円代で販売できれば

もっともそんな余裕が今のソニーモバイルにはなさそうですが・・・

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まとめ

なぜ、Xperiaは、だめになったのか?

それは、 ユーザー向けに作っているのではなく、キャリア、特にdocomo向けにスマートフォンを作っているからです。
キャリア販売ならば一定量が売れるということなんでしょう。

だから、XZ2のような分厚く重いスマートフォンでも構わず販売してしまうのです。
あのスマートフォンを世にだしていいかどうか?
そんな判断もできなくなってしまったXperiaに復活があるのでしょうか?

ユーザー視点で商品を考えたなら、他社の動向など構わず、ハイレゾ対応のヘッドフォン端子とかあえて拘った製品を出して欲しかった。

ユーザーではなく、キャリア重視だったら、終わってしまいます。

端末分離プランもはじまりミドルレンジが中心に売れそうです。
Xperia Aceが、狙い目かなと個人的には思っています。

 

追記 2020年9月22日

このブログを書き始めたのは、Xperia 1が登場前でした。

販売台数が大きく落ち込み、中国製のスマートフォンに圧倒されてしまいました。

Xperia 1という 超尖ったスマートフォンが登場、SONYでしかできない世界で復活をかけた戦いが始まりました。

その後、当ブログで書いたように カール・ツァイス (Carl Zeiss)」、イヤフォンジャックを搭載したXperia II 、ミドルレンジでXperia 10 II(Xperia 8は、ダメダメですが)登場

そして、SIMフリー機の販売開始、さらに満を持して、Xperia 5 IIが、発売されようとしています。

厳しい情勢のなかで Xpera は、復活の兆しをつかもうとしている。

AnTuTu、DxOMarkなど単なる数字を重視するスペック重視やコスパ優先にターゲットを絞ったものではなく、所有する満足感を得られる 唯一のスマートフォンを目指していると思う。
他の記事でスペック、コスパ重視の人から、いろいろなコメントぉいただきましたが、日常で必要不可欠なものを選ぶ時に「コスパ重視」でよいのだろうか?
毎日使うものだからこそ、こだわりが重要と考えている。
財布、時計と同じようにスマートフォンも選ぶぶことが重要で、他人が使っているからと言う理由で数年以上一緒に暮らす相棒(スマートフォン)を選びたくはない。

数少なくなった「日本のスマートフォン」の代表として再び世界で認められてほしいと願っている。

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